Fashion Show

Henrik Vibskov

ディナーテーブルと椅子、そしてレールからつり下げられた大きなバックがセットされたランウェイに、2人の使用人が登場しスタートしたHENRIKのAW11コレクション、「The Eat」。モデルが次々とウォーキングしていくなか、使用人達はバックからバルーンのようなものを広げたり、テーブルに植物を飾り付けたりと、晩餐の準備を進めていく。そして次第にプレートを片手にしたモデル達が登場し席に着き始め、ドライヤーを手に取り冷凍された真っ赤な物体を溶かしていく、「食事」。

サングラスとハットでHENRIKらしい独特の雰囲気を出しながらも、今までのコレクションで多用されてきたヴィヴィッドなカラーやユニークなプリントは少なくなり、ブラウンやカーキなどのアースカラーを基調としたシンプルなアイテムが多く登場し、また全体的にリラックスしたシルエットのなかにもレギンスなどのタイトなものが多く取り入れられていた。

Photo:Miki Takahira

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