DAKS

DAKSがLondon Fashion Weekに戻って来てから3度目のコレクションとなる今シーズンは英国の伝統・遺産に着想を得たコレクションとなった。

先日オープンしたブランドのアーカイブを展示する博物館では完璧なインスピレーションとアイデアを得る機会を得た。過去のピースや伝統的なDAKSチェックに着目しコンテンポラリーにイノベイティブに再解釈された。

今シーズンのキーカラーは贅沢で秋色がかったネイビー、グリーン、チョコレートブラウンなど。これらの色味はDAKSハウスのチェックと組みあわされスタイリッシュで洗練された英国の伝統を受け継いだものとなっている。

ニットウェアーは2009年にDAKSとRCAのコンペティションを受賞したEma Bradburyとのコラボレーションによるもの。糸やテクニックまで全て“英国製”に拘ったレスターウールを使用したオリジナルのハンドメードピースだ。

多数のバリエーションに溢れるアウターはケープやフード付きのポンチョ、ダッフルコートなど、重く、メンズライクなマテリアルを使用したもの。これらのアウターはプリーツの施されたシャツやドレス、シルクや重厚感のあるニットなどと組み合わされより力強く、エレガントなシルエットを作り上げている。

Photo:Takahito Sasaki

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