ALEXANDER WANG 15SSメンズウェアはワークウェアからからヒントを得たアイディアにロードトリップの際に感じる自由で衝動的なフィーリングをミックスしたコレクション。ウェビングやD リング、メッシュポケットなど、ワークウェアからインスパイアされたディテールをタイダイのナイロンやジャカードなどの予想外の素材と組み合わせ、グラフィカルのコントラストを表現した。

今シーズンはワークウェアのシルエットを取り入れたアウターにフォーカスし、クロップドのラグランワークジャケット、ウェビングのディテールを施したラグランフードパーカ、機能性を兼ね備えたボマージャケット、メッシュとナイロンを圧着した素材のアノラックなどが登場する。中でもキーアイテムとなるのは３Ｄポケットが付いたフードパーカーで、オーバーサイズのポケットとハイキング用のストラップ、バックパックのボトムに使用されているブラウンスエードの切り返しが特徴となっている。

パフォーマンスウェアからインスパイアされたディテールはコレクション全体に見られ、ウェビングテープを施したユーティリティーパーカー、パッディングの入ったボマージャケット、リバーシブルのボマージャケットやパッチポケットのカーゴショーツなどをグラフィカルなタイダイの素材を使用する事で都会的な遊び心を表現している。
ボマージャケット、T シャツ,クルーネックのプルオーバー、ビーチバッグで展開されるグロッシーなラフィアは、フリーなスピリットを表現。所々に装飾されているウェビングテープがアクセントとなっている。ウェビングのディテールはバックサイドがニットやナイロンの切り返しになっているコットンのシャンブレーのシャツのカフにも使用されている。

毎コレクション登場する革新的な素材は、タイヤの跡をイメージした型押しのレザーのボマージャケットとT-­‐shirt,樹脂でコーティングしたレインコートやジャケット、強調した凹凸の加工をつけたコットンのタオル地のスエットなどアイキャッチングなスタイルで登場。他にもナイロンキャンバスにネオプレーンのパッチポケット、ジップのワークウェアジャケットにニットなど新鮮な異素材ミックスにも挑戦している。ブランドのシグニチャーであるレザーでは新素材のナッパ加工のベイビーカーフスエードのアウターやナイロンコンボのウォッシュレザーのランニングショーツが新たに加わった。

テイラリングスタイルではジャガードのテックコットンのノッチドラペルのブレザーとスリムチノパンツからなるアンコンストラクティブなスリムフィットのスーツスタイルや、撥水加工のコットンキャンバス地のカーコート、ブレザー、スリムチノ、とプリーツトラウザーなどを提案。

アクセサリーはブランド初となるベースボールキャップが登場。バッグは４つのニュースタイルー「Inside-­‐out Messenger」,「Explorer Flat Backpack」, ボマージャケットからインスパイアされた「Wallie Bomber Tote」,と「Wallier Bomber Backpack」 ̶に加え、防水のライニングとリトラクタブルなキーチェーンが付いたポーチ「Explorer Dopp Kit」が新登場。

フットウェアはハイキングブーツからインスパイアされたシルエットとウィップスティッチが特徴的な「Kass」ブーツはハイカットとローカットの２スタイルでヌバック、レザー、エレフとカーフレザーのコンビで展開。ラバーソールとジップの控えめなディテールの「Emmett Chukka」、バッグと同様ボマージャケットの要素を落とし込んだシングルラグソールのジッパーブーツ「Dane」の３スタイルが登場。