Interview

MALOUSEBASTIAAN

オランダのア―ネムをベースとするMalou VerharenとFerdinand SebastiaanによるブランドMalousebastiaanは2008年Utrecht School of the Arts卒業年にブランドを立ち上げた。彼らのコンセプチュアルでありながら職人的なアプローチのコレクションはブランド開始から間もなく注目を集め2009年Amsterdam International Fashion Weekに招待された。日本では2010年に21_21DESIGN SIGHTにて行われたポストフォッシル展に作品を出展。将来を嘱望されている。

―秋冬コレクションについて教えてください

私たちは人間性’ を本質的に探り再結合させるという強い願望からコレクションをクリエイトしました。
’秋冬コレクションではシルクやウールレザーなど地球上でもっとも自然な素材を使用し、レザーは型を作る為にボイルし、それぞれのピースは手作業によって同じような色に染められています。

―ファッションに興味を持ったきっかけはなんですか。なぜデザイナーになろうと思ったのですか

マル―は小さい頃から常にファッションデザイナーになりたいという願望がありました。ファーディナンドは『デザイナー』になることを望んでいました。一時はプロダクトデザイナーになろうと思っていたこともあります。マル―のアーティストとしての才能がファーディナンドにファッションにおいて全ての表現を組み合わせる事が可能と納得させたのです。

―作品を制作するにあたって最も重要な要素はなんですか

シェープとマテリアルが調和しなければなりません。それからフィーリングと色です。

―ファッションデザインにおいてのインスピレーション源はなんですか

私たちは常に自然からインスピレーションを探しています。雲や動物、木々など。

―ファッションデザインは自身を表現する手段と考えていますか

私たちにとってファッションは最大の伝達手段です。ファッションは単に洋服だけではありません。あなた自身が選び生きていく為の総合的なパッケージです。

―今日デザイナーでいることの難しさとはどんなものですか

デザイナーとしての難しさはアート対商業の境界線です。確固たるヴィジョンを持たなければいけません。

―オランダのファッションシーンについてどうお考えですか

デザイナーとして成長するにはオランダの環境は素晴らしいと思います。しかし国際的な目を持ってデザインしなければいけません。世界は今日常的に繋がっています。デザイナーにとっての課題の一つはそこと繋がることと言えるでしょう。

―ファッションとアートの関係性についてはどうお考えですか

私たちの作品にとってファッションとはプロセスの説明です。プロセスはアート、そしてプロセスは決して止まることはありません。

―「ファッション」、「ファッションデザイナー」という言葉はあなた方にとってどんな意味を持ちますか

私たちは今私たちがやりたいことが出来ていることをとても幸運に思います。こういったことをすることはライフスタイルそのものであり私たちの全てを意味します。

―あなた方のデザインにオランダ人としてのルーツは感じますか

リベラルな考え方はオランダ人ぽいかもしれません。ただそれは現在世界中に広がっているものでもあります。私たちはここでそれを発展させる事が出来とても幸運です。

―ア―ネムにあるあなた方のコンセプトストアについて教えてください

コンセプトストアは私たちのアトリエでもあります。そこには私たちの作品に興味を持っている方を招待します。

―あなた方の顧客はどのような方々ですか

Malousebastiaanは意識の強い人達を惹きつけます。

―あなた方の作品に強い影響を与えた人やデザイナーはいますか

Thomas SaracenoやZaha Hadidなどの作品は素晴らしいと思います。

―将来のヴィジョンを教えてください

私たちが愛するものを作り続けたい、そしてそれを世界中の人々と共有できたらと思います。

Interview & Translation:Masaki Takida

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