Black Fleece by Brooks Brothersのコレクションを2007年秋冬からデザインしてきたトム・ブラウン氏はBrooks Brothersのアーカイブに更にアイコン的なアメリカの魂やセンスを象徴する新しい方法を開拓している。

2013年春夏、ブラウン氏は太いストライプのシヤーサッカーによって作られた面白いスーツなど新しい柄、色、また素材をコレクションに挿入している。竹の柄や、ヤシの葉やマドラス生地などがクラシックなスポーツウェアにプレッピーなパルムビーチの感じを出すために使われている。

今季のカラーパレットは明るい赤や緑、またクラシックな紺、カーキ、白と黒から成っている。ブラウン氏は柄と大胆なマドラス生地を組合せ、緑と赤の格子柄のものや、ウール、シルク、リネンと合わせた物もある。メンズのスーツではブラウン氏はヤシの葉のスーツに合わせて着るマドラス生地が混ざったシャツを勧める為に主に背広のシルエットを使っている。彼は春のコレクションを通して綿、マドラス、ウールシルク、シルク、コットンジャカードとコットンピケ等を素材として使っている。

女性のルックとして彼はプリーツのハイウェストスカートやコットンで被されたネックラインとギャザースリーブのノースリーブのトップス等、新しい形を提供している。赤のシャツワンピや紺ストライプのシルクジョーゼット、またシルク刺繍のドレスが白、グレー、赤、青のプリーツのスカートのついたシルクのストライプドレスと共に並んでいる。追加で使われている生地の素材には緑や青をぼかしたシルクやポリアミド樹脂製ボタンのついたシルクジャカード等がある。