Fashion Show

Pringle of Scotland

2013年秋冬メンズコレクションは、伝統的なテーラーリングとイージーで快適なニットウェアを使用したアウターウェアのコンビネーションによってワードローブの必須アイテムを提案している。

ニットの技術の革新によって、テクスチャーがありながら非常に軽いアイテムが生まれた。ヘリンボーンニットはバーガンディとチャコール、グレーとネイビーで表現され、また伝統的なケーブルハンドニットはロープのように拡大され上質のスコットランドカシミアで仕上げられた。

アウターとして多くのニットウェアを生み出してきたブランドの伝統は、ニットと布帛やレザー素材とのコンビネーションを進化させた。構造的な布帛のブレザーはニットのショールカラ―で柔らかい雰囲気を醸し出し、ジャケットとコートにはニットのパネルやカフス、そしてトリミングが施されることで、動きやすさとコントラストが与えられクラシックなワードローブの必需品として存在感が高められている。

ブランドのアイコンであるアーガイル模様は、様々な解釈で表現されている。ダイアモンドキルディングのジャケットとセーターは、ニードルパンチ仕上げのニットと布帛とのボンディング、もしくは100パーセントカシミアで、ネイビー、ブラック、チャコールで展開される。ツインセットのテーマも同様で、ニットのジャケットはもちろん、トラウザーとのセットによってルックが完成し、ニットウェアのペアリングは、シームレスのメリノセーターと、もう少ししっかりとした素材のアウターニットとのレイヤー、また布帛のスーツは、同じ質感のシャツと組み合わされる。

伝統という概念は、革新的な技術によって表現された。例えばリバーシブルのハリスツイードのコート、防水加工のカシミアレインコートとハイテクメッシュ素材がライナーとして施されたウールのブレザーなど。伝統的なタータンチェックは、ブラック、ネイビーでオールカシミアで展開、またギンガムチェックは、ニットトラウザーやアウターウェアとして、トナルグレーとブラック、そしてチョークホワイトで展開される。1970年代に製作された二つのオリジナルのインターシャデザインを使用した「アーカイヴ エディション」は、最も伝統提なスコットランドのニットウェアの技術を使用した100パーセントカシミアのアーガイルとタータンチェックのセーター。


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