兼森周平と平岩尚子によるデザインユニットFillyjonk(フィリフヨンカ)。2013S/Sは豊富なライン展開で、アクセサリーを発表。

「Flower accessories(フラワーアクセサリー・シリーズ)」では、バラ科の”シルバームーン”という闇夜に輝く月のように可憐に咲く花をイメージしたアクセサリーを制作。ピアスでは、七分咲き、十分咲き、花びらが一枚舞った瞬間をデザインした十二分咲きのデザイン。他にも”ハイドランジア”や”スペクトラ”などの花や、”ぶなしめじ”や”きくらげ”などのキノコをモチーフにしたリング、ピアス、ネックレスも展開。

「Furniture」は、家の中にフォーカスして、家具で人の様子や感情を表現したシリーズ。図面の家具の中から、1つずつ組み合わせを考えて制作。それぞれ家具を追加することが出来るので、オリジナルの組み合わせのアクセサリーを作ることが出来る。

「Architect accessories(建築装身具・シリーズ)」は、一点物としてハンドメイドで制作したアイテムは、身に付ける者と観る者に、憧憬や懐かしさや希望について考える時間を与えてくれる。また、建築家の米澤隆が実際に建てた建築物の展開図をデザインに活かしたコラボレーションアイテムも登場した。

Photo:Yoshiaki Miyahara Text:Kohei Tsurumoto