Fashion Show

Alexander Wang

ブランドのDNAであるアメリカンスポーツウェアをカジュアルラグジュアリーに再定義したコレクションは、パイオニア達への敬意と未来への想像に想いを込めて作られた。 4つのパートで構成されたコレクションに共通するのは、みんなの為のオーセンティックな機能服であること。 最初のパートはワーキングワードローブをカジュアルダウンさせたシリーズ。マスキュリンなルックを現代的なNYの無礼なワーキングウーマンのために再考し、大げさに体のラインを誇張するシルエットなどは今日のオフィススタイルの変 化を表現している。
第二幕は女性のためのリラックスウェア。アンダーウェアをアウターウェアとして着るトレンドを掘り下げ、ロゴのウェストバンドやスリップドレスをメインとし新世代の女性の終日、終夜の要求に対する官能的なスタイルの解決策を提案している。
第三幕では、プレッピーアメリカーナのコンセプトを覆すリラックスアメリカンスタイルを提案。絞ったウエストラインやフレアアウトしたクラシックブレザーにオーバーサイズのデニムやコーデュロイのパンツは、視覚的に見慣れたものを全く新しいプロポーションに作り変えた。 フィナーレは過去14年間Wangに影響を与えてきた強い女性達へのオマージュとアメリカンスポーツウェアを融合させたコレクション。戦う女性を表現するホワイトという色で全て表現されたコレクションには、アメリカンフラッグが服と床に使われたLEDスクリーンが両方にあしらわれていた。ブランドの反逆的なスピリットの意味を込めてフラッグを敢えて逆さまにしている。

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