Interview

さとうかよ 4

ジュエリーみたいな感じですよね。アクセサリーみたいな。自分を飾る為のちょっとしたいい空間です

-電子系森ユニットとはなんですか

今の森ガールとか流行る前に2001年にずっと森に行きたかったんです。イメージの森なんですけど。ディズニーアニメみたいなイメージの中の森に行きたくてどうしたらあの森にいけるんだろうなと思ってて。無いじゃないですかそんな森って。ドリーミーな「チュチュチュチュチュチュ」 みたいな。蝶々とか飛んで「もうお腹空いたのかい?」みたいな、そういう森に行きたくて。どうしたらその森に行けるのかなと思っててでも森に行きたいとしかわからなくてずーーーっとほんとに思いついて森に行きたいってキーワードになっててどうしようかなって思った時に音楽だと思って。音楽は森に行けると思って。なんか音って無限じゃないですか。目を瞑れば想像力の中の物になるので。それは凄いなと思って。ずっと音楽を作っていたんですけど音楽ちゃんとやろうと思って。で自分達に森の映像を投影して手を上げるとトリが集まってきたりとか木がぱーっとはえてきたりとか、なんか音符が集まってたりとかする映像を自分達で投影しながらライブしてて。それが電子系森ユニットです。

-電子系森ユニットはアートなんですか

アートじゃないです。あれ最高の娯楽なんですよ、私の。超お遊びなんです。大人の遊びをしてお金が貰えるという面白いルールが出来ててライブするとお金が貰えてて。そういうのいいなと思って。なんかアート作品もそうですけど作品にわざわざ新品の物を買ってきて加工するのが凄く変だと思ってて、(それって) 図工じゃんって。なんか(アートって)もっと違うものだと思うんですよね。アートと図工も違うんですよ。ハンズで買ってきて切って組み立ててもアー トにならないんですよ、多分。そこで想いが込もってればいいんですけど。そんなに簡易的なものじゃないと思うんですよね。それかもっと簡易的なんですよ。 なんか嫌なんですよ、資源の無駄をするのが。無駄じゃないですか?作らなくてもいい物じゃないですか。それをわざわざ新品の物を買ってきて作る、なんでごみ作っちゃうんだろうみたいな。だからいらないものを集めて(作品を)作ったらだれからも攻められないんじゃないかと思ってて。だから山縣さんは凄いと思うんです。それをファッションにするのは理に適ってると思うんですよ。出てきた物はなんともいえないですけどそういうことだろうなと思って、山縣さんと話は合うんですけどなかなか話をする機会が無いというか私がびびってるのかわからないですけど。

新品の布とか、トワルとかも嫌で洋服のトワルって無駄も多いわ、作ったトワルも捨てるわでなんか嫌だなと思って。私あんまり物捨てないんですよ簡単に。ちょっと切り取ったら端もなんかに見えてくる気がして。でも貧乏性じゃなくて本当に使うんですよ。なんか無駄なことってあんまり無いんじゃないかと思ってて。だから嫌なんですよ。新品の紙がいっぱいある状態とか。工場の縫製の状態とか見てられないと思います。自分がデザインした洋服が工場で縫われて無駄が出る状態。多分私自分で作ったら端から端までを使って何か出来る物を作ると思うんですよ。ちょっとならいいんですけど。何かに出来るだけのパーツがきっと取れてると思うんですよ。だから私ファーだと(切れ端を)全部戻してくださいっていうんですよ。そこから私は作品作れるんでそういうのから作品作ってるんですよ最近。だからたまにいいファーが混ざってるという。ぬいぐるみを解体したのじゃない部分もあってそれは残短から出てきたファーだったり。だから1からファーを何反も何反も買って作るということはなくて。それはエゴじゃないかなと思って。なんか人間という感じがして凄く嫌なんですよ。だからエコアーティストって一時期言われて。エコエコいってエゴじゃないのみたいなことを。エコブログみたいのを一時期やっていてMTVが主催しているのがあってやってくれて言われて。MTVと思ってミーハーな気持ちでやって「今日はエコ谷にいきます」って、エコって書いていればいいかなと思ったら凄い怒られて「あれーー」と思って。サラリーマン的な人だったんですよ。でもそんなにエコエコ書くのも嫌で自分の作品の紹介をしようと思って。でもそのエコアーティストと呼ばれたおかげでもちょっと有名になれてデザインタイドというのに出れたんですよ。 私デザインタイドのこと知らなかったんですけど結構色んな人が見てくれててそれでPaul Smith Galleryで展示会やること決まったりとか。Paul Smithってなんか遠すぎて面白くて対談したんですけど笑っちゃったんですよ「Paul Smithだあのストライプだって」私関係ないじゃんみたいな。それも面白くて。凄い恥ずかしかったのがサインしてって言われてサインして、キスしてって言われてキスすればいいのかなと思ったらキスのサインを書けばよくて知らなくて恥ずかしい思いをしました。

-HPのアドレスはkayotun.comで覚えやすくて印象的だったんですが

かよつんです。友達がつけたんですよ。あだ名をHPにしました。かよとかさとうかよとかとられてたんですよ.comが。じゃかよつんでいいやって思って。あまり何にも考えてなく。

-ブログのタイトル「そんなに見つめないで」について教えてください

見てって。見ないで見てみたいな。

-自分にとってブログとはなんですか

なんかジュエリーみたいな感じですよね。アクセサリーみたいな。自分を飾る為のちょっとしたいい空間です。自分自身ですね。でも自分自身てたんたんと書いたらつまらないじゃないですか。自分が思いついた素敵な言葉だけを書けばアクセサリーみたいですよね。だから本当に起きてることは書かないんですよあんまり。誰が読んでも読まなくてもいいようになっています。でも出来れば読んでってそんなにみつめないでって。読んで読まないで。気にして気にしないで 気にしないでみたいな。

-それは自分の性格が注目して欲しいけど注目しないでみたいなことですか

そうですね。でも絶対注目してみたいな。多分末っ子気質なんでそうしてなければ生きていけないんですよ。それを自覚し始めてからが強い気がします。

-日記も書いているそうですがどういう時に日記考えているんですか

考えてないんですよ。夢で見たこと思い出して夢の真ん中思い出しているんだけど全部を思い出しちゃうからあんなことや、こんなことまであって、でもこんな展開だったな早く書かなきゃ忘れちゃうと思って忙しいんですよね。一番慌ててている時だと思うので。

-夢を見たらいつも日記に書いているんですか

毎回じゃないです。思い出して重要だと思ったら。夢の中でたまに人が作った作品凄くいいと思って凄い悔しい思いをするんですけど、でも夢の中だから自分の作品じゃないですか。やったーと思って。起きた時に完全にやったーと思って。パクリだけど後ろめたいけど完全にやったーと思って。でもやっぱり作ったこと無いですよ。罪悪感感じて。でもそういうときが一番嬉しいですね。「あーあれ人の作品じゃなくて自分の作品だったんだー。」って。思いついた瞬間が一番幸せで。完全に可愛いことを思いついたとか、完全に良いわって時が幸せですね。

-好きな飲み物はなんですか

氷水です。好きな食べ物は氷なんです。氷を毎晩大きいコップにコップいっぱい入れて食べています。でも味はついていないですね。カキ氷は嫌いです。だから あんまり暑いとコンビニでロックアイスを買って食べてますね。家出掛ける時にも氷を「がっ」と食べて出掛けて、近所の人に「もはみょうももざいます」みたいな。氷を口に入れて喋れない。ちょっとこれ駄目だ最近やっちゃいけないということに気づいて最近はしてないですけど。

-かよさんは魔法を使えるらしいのですが

使えますよ。でも今日来る途中に完全に魔法使いが目の前にいて負けました。真っ黒でシースルーで紙がソバージュで相当長いんですよ。びらびらが付いててラインストーンが付いてて杖見たいのをもってて完全に魔女なんですよ。アイシャドー紫だし爪には花とか付いてるんだけど足は黒いタイツなんだけどネイルの赤が透けてて完全に魔女。負けました。

-どんな魔法を使えるのですか

何とかじゃないですよ。日常に使うんですよ。閃きとか魔法に近いと思いません?なんでも出来るじゃないですか閃いたら。それって魔法だと思うんですよね。凄い好きな人が出来たとか、凄い面白いことを思いついたとかって完全に魔法だと思うんですよ。あとはミラクルとか、「あ、偶然だ」とか、あの人に逢いたいなと思ってたら逢っちゃったとか。夢に出て来た人に会うとか魔法だと思います。魔法使えると思ったら生きていられますね。

-色んな作業を同時進行で頭の中はごちゃごちゃになりませんか

ごちゃごちゃですよ。だから端から片付けるしかないですよね。一個ずつ仕上げるしかなくて。メール返すのとか大変ですよね。来年の2月まで(スケジュールが)決まっててもうほんと大変ですよ。企画書出さなきゃいけないわ、CLASKA出さなきゃいけないわ、8月16日からの展示もやらなきゃいけないのに、 「あー材料買わなきゃ」みたいな。だからあれもこれも書くんですよ、紙に書いて消してきます。書き出したことってすぐ終わっちゃって色々生まれるから派生するからほとんど追いつかないんですよ。書いて消して書いて消してみたいな。

-動物を使った作品が多いのはなぜですか

人間は作れないなと思って。(動物は)丁度良い比喩なんですよね。あと可愛いって言われるし。ちやほやされるんですよ、動物って結局。だからかな。

-可愛いと思われるものを作りたいのですか

ほんとは可愛くないのにねって。

続く

ガーリーの裏側

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