Interview

sina 4/4


“花火とか桜とか演劇とか見て「良かった」と心の中に残ったものを形にすることが多いですね”

‐この1年で作品のテイストは変わりましたか

凄く変わりました。幼児化しちゃって。「作品(小物)が子供っぽくなってる」と言われ「はっ」となりましたね。小物は凄く好きなものをやっているんですけど刺繍は変わってないですかね。

‐その言葉を言われてどうでした

悲しかったですね。気づいていなかったことが悲しかった。でもそれは今までちょっと背伸びして作品を作っていたんですけど最近は思いついたものを全部やっ ていたのでそうなったということはそういうことなのかなと思って別に意識して「大人っぽく」とかは思わないですね。「私の作品を幼いと言わずに好きと言ってくれるところに置いてもらえればいいや」って思います。

‐どういう人に気に入ってもらいたいとかはありますか

ないですね。好きになってくれた人が買ってくれたらいいです。誰でも。

‐街で自分が刺繍したものを見たりすることはありますか

見ないですね。

‐東京に引っ越して作品に影響はありましたか

ありますね。東京に移り住んで色々展示を見て影響受けたりしてますから。

‐インスピレーション源はどこでしょう

やっぱり風景とかぱっと消えちゃうようなもの。ずっとあるものより花火とか桜とか演劇とか見て「良かった」と心の中に残ったものを形にすることが多いですかね。

‐1つの作品をやり始めたら完成するまでその作品をやり続けるんですか

場合によって違いますけど気分的にはその作品を仕上げてから次のに取り掛かりたいですかね。

‐刺繍に夢中になって寝ないでやることもあるんですか

とかもありますけど基本的には時間が来たら寝ます。12時になったら絶対寝ます。寝ないと嫌なんですよね。

‐で起きたらまた始めると

そうですね。起きたら体動かないので刺繍をしながら(体を)馴らしていく感じですね。

‐頭が働かなくても手は動くんですか

動きますね。

‐生活と共に刺繍があるという感じですか

そうですね。

‐ハムを作ろうと思ったのはなぜですか

「綺麗だな」って思ったんですよね。

6-本当にこれから先なんでも出来るんじゃないかと思います。だからもっと色んな物を見て吸収してヴァリエーションを広げていってくれたらなって思いま す。ハムであんなに素敵なハムが出来るんだったら何でも美しい物に出来あがるんじゃないかって思いますよね。

‐今作りたい物はなんですか

抽象的なでっかいバッグで全面的に刺繍をした物が作りたいです。それと何かというわけじゃなくてただ平面に刺繍をしたいですね。

‐目指すは規制の商品には出せない迫力と商品作りとのことですが最近そういうものを見ましたか

Michael Jacksonやばかったですね。以前Susan Ciancioloの展示を見て以来ずっと凄い好きで、そしたら再び展示するというのを聞いて凄く嬉しくて見に行ったんですけどやっぱり何か真似出来ない。でも 「ふわっ」ってなりましたね。オープニングレセプションがあるということを聞いたのでファンレターを渡したいなって思ったんですけど諦めました。

‐Susan Ciancioloにも影響受けているんですか

影響受けていますね。格好良いですよね。

‐刺繍で影響受けた人はいますか

刺繍はいないですね。大学にView On Colourというフランスの雑誌があるんですけどそれには凄く影響受けました。ファッション雑誌なんですがアート寄りで凄く格好良かったんです。

‐2009年は色々と変化のある年になったんじゃないですか

色々ありました。もう隠居してもいいくらい今幸せですね。

‐最後に2010年の目標を教えてください

個展をちゃんとしたいですね。今頭の中に出来ている風景を形にしたいです。

Interview & Text:Masaki Takida

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