Interview

hui-hui


アントワープ王立芸術アカデミーでファッションを専攻していたJohanna,そしてハンブルクでファインアートを学んでいたその姉KatharinaとAnneの女性3人によって2002年に設立されたブランドhui-hui。鮮やかな色使いに美しいグラフィック、アートとファッション、そして偶然の一致と意図したものを織り交ぜながらデザイン活動を続ける彼女らにメールにてインタビューした。

―ブランドを立ち上げた経緯を教えてください

在学中に遊び半分で。卒業してから本格的に始めました。

―各シーズンのテーマはどのように決めますか

大抵先シーズンのコレクションを一緒に見返すことから始めます。良かった点、気に入った点、改善点など。それからスケッチや本、雑誌のスクラップなどをかき集めてきて新しいシーズンのイメージやカラー、生地などのポイントを決めていきます。

―お互い知り合ったきっかけを教えてください

KatharinaとJohannaは姉妹で、AnneとJohannaはJohannaがアントワープに転校するまで同級生だったんです。

―ファッションとグラフィックデザインのインスピレーションはなんですか

街の風景や展示会、映画、古い工作集など。あと珍しい素材や色の組み合わせからもインスピレーションを受けます。



―ご自身のスタイルを表現するとしたらどういうものですか

私達は3人で活動しているので共通のものを見ても三者三様のスタイルが生まれます。でも皆映像で見る私達のブランドとビンテージを混ぜるのが好きです―AnneはWoody AllenのAnnie Hallみたいな感じでKatharinaはAlice et MartinのJuliette Binoche、Johannaは甘すぎないWelcome to the Dollhouseのような感じ。3人ならTwin Peaks見たいな感じかな。

―今日デザイナーでい続けることの難しさとはなんですか

食べていくこと。低価格という業界で多くのライバルたちの中から勝ち残っていかなければいけない。チャンスと挑戦も世界規模です。

―作品づくりの上で最も大切なことはなんですか

実用性と個性を兼ね備えた上で楽しみ、新しいものを創造していくこと。

―デザインの過程は常に同じですか

基本的に各シーズン同じ方法で始めますがいつもコレクションはそれぞれ違ったリズムがあります。

―今後数年における展望はありますか

もっとデザインのみに集中できるようにお互いが自立し成長していければと思います。

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Interview & Text:Masaki Takida Translation:Natsuka Ueno

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