Fashion Show

装苑賞

川崎健次
モノに溢れた現代において、何が重要で何が新鮮かを探るため衣服の解剖に挑戦。体と衣服の距離が精神的に近づいていくと感じたことから衣服を第2の皮膚と捉えてデザイン。その関連性を強調。
プリーツはらせん状に折りたたまれていく為手織りのみの加工となり大量生産に不向きな曲線のプリーツを使用することにより日本の服飾産業の想いも表現している。素材にはサテンとお―ガンジーを使用し、特に細部の表情に拘った。

中野景太
アームホールやウエストラインなど体の様々なポイントを断面としそこに穴をあけた布を通し新しいフォルムを作成。

塚原達也
蜂の巣の構造を不織布を使い複数回縫い続けることで表現した作品。折りたたまれたディテールは伸ばしたりちぢめたりすることで無数のひし形が現れる。このテクニックを使うことで軽さや柔軟性と共に立体感が生まれ印象的な赤と黒の色使いで繊細で力強い作品を目指した。

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