Fashion Show

Christopher Raeburn

ロンドンでも希有な才能をもち、野心的なデザイナーChristopher raebaurnの2012 s/sのPresentaionがThe museum of Londonで開催された。
 今回のPresentaionは非常に、挑戦的なものだった。そこには、参加者が洋服に触ると音楽がなるというギミックが制作され、双方向の関係性が作り出されていた。
Christopher raebaurnのプレゼンテーションは単に洋服を見せるということだけに注力しているのではなく、空間自体を作り出し、洋服、空間、参加者という三者の間で偶発的に起きるエナジーが洋服に還元されていくような感すらする。
特に洋服に目を当てると、今期はテキスタイルとシルエットに彼の関心は注がれていた。特に、テキスタイルは光沢感をもちながら、耐久性に優れている、非常に軽いという特殊な素材だった。また、ヴィヴィトなカラー、スポーティーな素材が随所に用いられながらも、様々なシルエットによって形作られる洋服はあくまで斬新で、テキスタイル・シルエット・空間と新たな洋服の可能性を模索していることが感じられる。

Photo & Text:Shunichi Oda

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