「新時代のグロテスク」と呼ばれ、ここ数シーズン独特のプリントから生まれるアグレッシブなスタイルが代名詞であったKatie Earyが今回見せたのは、少しばかりエレガントでラグジュリーに成長したKatie Earyキッズ。砂漠地帯とフランス外国人部隊からインスパイアされたコレクションは、今まで多用されてきたプリントの代わりにホワイト、ブラック、オレンジ、ゴールドが組み合わされたライトなカラーパレット。アニマルプリントも従来とは異なるタッチ、そしてドレスを中心にウィメンズのルックも多く登場。ゴールドのアリゲーター柄エンボスレザーやロープ、ファーを使ったディテール、ミリタリーの要素などRCA卒業当時を想起させるKatie Earyらしさも随所にしっかりと取り入れつつ、Katie Earyは新しいフェーズに足を踏み入れた。