KTZ

Sasko BezovskiとMarjan Pejoski、そしてKoji Maruyamaの3人により手がけられているKTZの今回のインスピレーションは、今までも幾度となくデザインに引用してきたアフリカンカルチャー。今回はロンドンにやってきたマサイ族出身の少女がパンクムーブメントに出会うというストーリーを背景に、「Massai Punk」と題されたコレクションを発表。The Chemical Brothersの「It Began in Afrika」をBGMに始まったショーで登場したのは、レザーやスタッズ、ボンデージなどハードなパンク的要素と、トライバルアクセサリーのデジタルプリントなどで表現されたアフリカンカルチャーがミックスされ生み出されたストリート・ウォリアーズ。また数多く登場した極薄のシースルー素材は儀式的なものを想起させるだけでなく、ブラック中心のカラーパレットに軽やかさを演出している。

Photo:Takahito Sasaki Text:Yasuyuki Asano


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