JUXTAPOSITION-要素の並置。ディーゼル ブラック ゴールドの大胆不敵さと断定的な美の要素のコンビネーションによって新しい審美眼が生まれる。
2015秋冬コレクションではクリエイティブ・ディレクターのアンドレア・メルボスタッドはフェミニンな側面を自由に表現できる、大胆で勇敢な女性を描写した。
メタルのハードウェアをあしらったレザーピースや、繊細でデリケートなランジェリーからインスピレーションを受けたアイテムなど、多様なワードローブで彼女が内に秘める二面性にアクセントを加える。
流れるようなシルエットのクレープ・カディ・ドレス。インダストリアルなメタルのディテールで繋ぎ合わせたフローティングパネル、そしてスリットから見えるレースのディテールで誘惑的な魅力を表現。
レイヤリングが今シーズンのキーワード。サイドスリットやネックを広めにカットオフした分厚いリブのスウェットには、レースのキャミソールやクレープデシンのシルクドレスを重ねる事によって自信とセクシーなムードを醸し出す。
コントラストにリーンなシルエットのスカートやドレスも登場。また、スクエアやラウンドに仕上げたショルダーディテールが際立つボリューミーなアウターは80年代の気分が漂う。
ボクシ―なジャケットにはリブニットをレイヤードし、ウールのスカートやパンツをコーディネート。ジオメトリックでシャープなシェイプで自信溢れるアティテュードを強調している。
新しいフェミニンさを追求したデニムはインディゴブルーとブラックのカラーパレットに、ブロケードとデマスクジャガードモチーフを表現。コントラストに加えた大胆な差し色が融合する。
グラフィカルなシェイプのアクセサリーは強いアティテュードを表現。ビューティケースからインスピレーションを受けたダブルストラップのバッグはスタッズのディテールが光り、レザーとスウェードの素材で登場。同じディテールを取り入れたベルトをプラスしてユーティリティルックを仕上げる。
強さと脆さ、靭性と繊細さといった相反的な要素を融合させた、今の時代を生きぬく強い女性のためのルックが完成。