Fashion Show

OSKLEN

2016SS Collectionのテーマは“ASHANINKA”。
 
ユニークで美しい装い、身振り、そして地球との関わり合い。
アマゾンの湿地帯に暮らす先住民族アシャニンカのスタイルにインスピレーションを受け、Oskar Metsavaht(オスカル・メツァヴァト) は今回のコレクションをつくり上げた。
他の先住民族と異なり衣服を身にまとっているという理由でこの民族に感化された訳ではなく、彼らのそういった美的な資質が多才な想像力の源になっているということにOskarMethavaht は触発された。
そして彼らの“美” に注力する姿勢、彼らにとって意味する美学を、OSKLEN のASHANINKAコレクションで表現している。
インカ帝国時代からの先住民族であるアシャニンカの、先祖代々受け継がれる英知と気品に興味を抱いたOskar Metsavaht は彼らの見る世界の図像を探らずにはいられなかった。
 
ASHANINKA:
アマゾンのブラジル(アクレ州)、ペルー国境をまたがって暮らす先住民族アシャニンカ。大自然に根ざした伝統の生活をおくる彼らの暮らしは簡素だが、太古からの知恵と自然の豊かな恵みを大切にしている。彼らはクシュマという貫頭衣を着て、魔除けのためにアチョーテという木の実で顔を赤く塗っている。主に農業で生活をしていて、畑で育てているユカイモとバナナが主食。収穫したイモで焼酎を作り、毒をまき魚を気絶させる方法を用い魚を釣り、弓矢で狩りをする。
彼らは霊の存在を信じ、動植物・太陽・月・神や悪魔も霊と捉える独特の世界観を持ち、自然と共存しながら生活をしている。


Comments are closed.