Interview

penderie


2008年9月恵比寿にオープンしたセレクトショップpenderie。penderieとはフランス語でワードローブを意味する言葉。「ワードローブから生まれるリアルクローズ」をコンセプトに、誰かのクローゼットを覗いているような不思議な感覚を持った、新しいカタチのコンセプトショップ。

—お店のイメージを教えてください

「パリ」を意識してあまり日本ぽくならないように意識しています。
買い付けで様々な国にいく度に自分がやりたいことってこんな感じなんだなというのがなんとなく見えてきてそれをイメージした店作りを心がけました。

—セレクトも海外のブランドをメインに展開ということですか

そうですね。今インポートが7,8割くらいです。あまりまだ日本で展開してないようなブランドが多いですね。服だけじゃなく小物などもロンドンのマーケットで買ってきたものなどもあります。NYの方も回ったのですが自分たちが好きなのはやはりヨーロッパのものかなと。

—メインの顧客層について教えてください

30代以上のお客様が多いですね。自分たち(お店を始めた2人)も今年30を迎えるので自分たちの年齢より少し上の方に向けて何か発信していきたいなという思いはありますね。

—自分たちが着たいものをセレクトしてという感じですか

勿論それは大前提にありますね。それだけじゃなく着方で色々な提案をして上げられる洋服というのをセレクトするようにしています。うちのお店のコンセプトは「ワードローブ」というのがテーマなので手持ちの服(ワードローブ)にうちの店の洋服(ワードローブ)を加えることが出来る洋服というのをチョイスしています。以前(自分たちが他の洋服屋で働いていたとき)と比べて洋服に対してお客様がよりシビアになって来ているぶん(安いからとりあえず買おうというのがなくなって来ている)、最近は本当に良い物であれば少し高くても買うという人が増えてるのかなというのは感じます。だから安いからとりあえず仕入れて店に並べるというのではなくそれが本当に良いものかどうなのかというのを自分達が本当にやりたいのかというのも最低限基準にして仕入れないとお客さんがついてこないというのも分かったので、他のお店を意識してというのではなく自分たちのやりたいところをもっと突き詰めていかないとと思っています。

penderie
〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-9-9
HP – http://www.penderie.jp/

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