2009年3月池尻にオープンした40S~80sのヴィンテージをメインとした新感覚のヴィンテージ&セレクトショップDecoller。今回はそのDecollerのオーナー兼バイヤーさんに話を聞いた。
—お店の名前の由来について教えてください
Decollerはフランス語で離陸する、上昇する意味とステッカーを剥がす意味があるのですがこのお店は離陸するという意味でつけています。飛行機に関連する言葉をつけたいというのがあって。
—それ(飛行機に関連する言葉)はどうしてでしょう
旅が好きというのと、単純に飛行機が好きというのもありますね。
—40s~80sのヴィンテージとのことですが買い付けはどこでされるのですか
買い付けはフランス、アメリカ、チェコ、イスラエルなどそのときによって様々ですね。特に決めてるわけではなくて自分が行ってそういう出会いがあったら買うという感じですね。
—お店のコンセプトについて教えてください
お店のコンセプトは”City Girl Go To Resort”というので田舎の子ではなく都会の子がリゾート、避暑地に行くようなテーマです。”Eighteen In the Sun”という映画が好きでこの映画がルーツになっているとこがありますね。
—旅をイメージさせるような洋服をバイイングするということでしょうか
もともと自分が旅が好きというのがあるので選ぶものはそういったものが多くなったりはしますね。
—マーケットとかで買い物されたりするのですか
そうですね。マーケットであったり、ガレージであったりそういったところで買い付けたりしていますね。
—古着屋が氾濫する中でどう差別化をしていますか
状態の良さとお直しは無料でやっているというところですね。ベースを選んでもらってそれを自分の体に合わせるオーダーメードコンセプトで着て欲しいなと思っています。
—既存の古着屋のイメージとは違い明るくてポップな店内ですがそれはオーナーさん自らの好みが現れてるのでしょうか
そうですね。理屈ではなく心から楽しめる、見て衝撃を受けるものが凄く好きでそういうのを買いつけるようにしているからかもしれないですね。
—インテリアのコンセプトとかもありますか
リゾートホテルです。
—奥にあるものには袋がかかっていますが店内にあるものは全てヴィンテージですか
日本てセカンドハンドもヴィンテージになっていますがフランスとかだとヴィンテージとセカンドハンド(古着)って別なんですね。でも日本はそれが混同しているのでこっちがエコノミー(古着)であっち(袋がかかっているもの)がファーストクラス(ヴィンテージ)的な差別化を図りたかったんです。
—ヴィンテージショップを出そうと思ったきっかけはなんですか
タイミング・・・ですかね。