2011年8月18日より、南青山のValveat 81 Galleryにて日本の次世代を担う映画監督として、今最も注目されている柿本ケンサク氏による初の個展”THEATRE TOKYO”が開催されている。
“THEATRE TOKYO”とは2011年8月24日に、新たな映像表現の場として、インターネット上にオープンする映画館。”THEATRE TOKYO”の記念すべきオープニング上映こそが「UGLY」であり、今回の展示ではこのプロジェクトへの思いが存分に感じられる。
“THEATRE TOKYO”のオープンに関してプロデューサーの湯川氏は「商業目的ではなく、ちゃんと映画の文化として残せるような場にしたい」と語っている。
最初は映画館のみの形態としてオープンするが今後は増設していき舞台や、ライブ、音楽等を作る“場”、また若いアーティストの発掘の”場”にもなっていく。
会場には劇場公開に先駆けて俳優、窪塚洋介が主演を務める監督最新作「UGLY」の上映が行われ、パリでの撮影模様を撮り下ろした写真を、映画のメイキングとして展示。
撮影模様が描き出された1枚1枚、どのシーンにも強い印象が残る写真が、時の流れに添うように目下に広がる。
場内には木々が植えられ、赤を基調とした「UGLY」の空気を纏う空間となっている。
【THEATRE TOKYO展】
2011.8.18(木)~8.24(水)
Valveat 81 Gallery
東京都港区南青山4-21-26 2F