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London Fashion Week特集, フラッシュと文章でLFWベストブランドの数々を紹介する

昨年25周年を迎えたLondon Fashion Week。期間中には100を超えるブランドがファッションショーを行うがそのほとんどが日本では認知度の少ないブランドばかり。今はメジャーとなったGareth Pughなどもパリコレに出て初めて知ったと言う人が多いのではないだろうか。

ロンドンには所謂トレンドを牽引するようなブランドは少ないがパワーのある若手や面白コレクションを行うデザイナーがたくさんいるので今回は敢えてトレンドを考えず個人的に良かったブランド(実際に見たブランドに限る, VivienneやPringleなどの大御所ブランドは外して)を何回かに分けてトップページのフラッシュと簡単な解説で各ブランドを紹介する。

Ann-Sofie Back

Cheap Mondayのデザインディレクターに就任し、自身のシグネチャーコレクションを休止していたAnn-Sofie Backの復活コレクション。仮想世界セカンドライフをテーマにバーチャルと自身の得意とするハードなスタイルを混ぜたスタイルだった。
Ann-Sofie Back 10 A/W Collection

Charlie Le Mindu

ヘアメイクアーティストCharlie Le Minduによるコレクション。ロンドンコレクションは同時刻にいくつもの会場でコレクションをやっているので自分で選ばなければいけないのですがこれはメイン会場で行われたコレクションを蹴ってまで見に行ったブランド。僅か9ルックのコレクションだったがパワーがあった。
Charlie Le Mindu 10 A/W Collection

Iris Van Herpen

オランダ出身のデザイナーIris Van Herpen。前回のBlow Presents..でCharlie Le Minduらと共にロンドンでキャットウォークデビューを果たした。完全にトレンドを無視した構築的なクチュールスタイル。Irisについては以前ディストリビューションをしていたCEMENT田島さんのインタビューで詳しく触れる。
Iris Van Herpen 10 A/W Collection
Iris Van Herpen Interview

UNIQUE

TOPSHOPのハイエンドラインであるUNIQUE。今回のコレクションはわかりやすく言うと森ガールをもう少し今のトレンドに落とし込んだTOPSHOP版森ガール。落ち葉が敷かれたランウェイに様々な動物の帽子を被ったモデルが登場。単にファストファッションブランド(ハイストリートブランド)が手掛けるコレクションではなく、London Fashion Weekの中でもベストコレクションの1つだった。
UNIQUE 10 A/W Collection

Aitor Throup

最終日のメンズディにインスタレーションを行ったAitor Throup。”Legs”というテーマの通り無数のマネキンが並ぶ会場にはパンツと小物だけがコーディネートされ空間作りが秀逸だった。
Aitor Throup 10 A/W Collection

Text:Masaki Takida

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