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PORTUGAL FURNITURE EXHIBITION


ポルトガル木工協会主催によるポルトガルインテリアの展示会「PORTUGAL FURNITURE EXHIBITION」が7/27(火)~29(木)の期間六本木ヒルズ ヒルズカフェにて開催された。

ポルトガル、リスボンのアルカンタラ港を出発し、世界中を航海してきた木造船“サグレス号”。2010年、日本との修好150周年を記念し、ポルトガルの家具を乗せ、日本にやってきた。ポルトガルより約20ブランドが初参加し先鋭的なポルトガルデザイナーによるクリエーションを3日間限定でお披露目。インテリアを通じてポルトガルという国を知って欲しいという想いも込められている。また7月28日にはプレス関係者、女性人気ブロガー達を招待してプレスカンファレンスが行われた。

日本とポルトガルが修好通商条約を結んで150 年、そして、ポルトガルのアジア進出から500年を記念するこの年、ポルトガル企業の東京における存在はますます注目すべきものになってきている。しかし、両国の長い交流関係や互いの市場が持つ大きな可能性にも関わらず、現在ポルトガルの国外貿易における日本のシェアは極めて低い。そんな中、ポルトガル投資貿易振興庁の調査によると、ポルトガルがEU 加盟国ということもあり、日本でのポルトガル製品のイメージは非常に良く、需要も高いという。ポルトガル企業が日本市場で成功できる分野として、ファッション、インテリア・テキスタイル、建築資材、家具が挙げられる。

この事実をもとに、ホーム・デコレーション業界からクラシックからモダンまで18 の企業を集め、ポルトガルの一流製品を世界に紹介するワールドツアーに出た。AIMMP 会長、フェルナンド・ローリン氏は、「日本市場への進出は我々のブランドにとって極めて重要であり、このチャンスを生かす為に努力をしなければならない。」とコメント。さらに、「2011 年から多くの有名展示会に出展するため、2010 年はその準備となる大事な年である。」と述べた。一行は日本の他、8 月17 日~22 日には上海(上海万博において特別イベントを開催)、10 月19 日~23 日にはシンガポール、そしてその後はマレーシアを訪れる予定。今回の展示をステップに来年の5月日本で開催されるインターナショナルデザインフォーラムに出展する。

【参加企業】
Alvo, Ambitat, Antarte, Belar, Boca do Lobo, Cerne, Colunex, Fertini, Haut de Gamme,Induflex,Jetclass, Luís Soares Barbosa, Movis, Munna Design, Opostos, Porto Oriente,Redi and TemaHome の18 社。

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