第15回 文化庁メディア芸術祭の作品募集が7月15日より開始する。
メディア芸術の創造と、その発展を図ることを目的に、平成9年度(1997年)に産声を上げた「文化庁メディア芸術祭」は今年で第15回目を迎える。アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で世界中から作品を募集し、優れた作品に文化庁メディア芸術祭大賞他、数々の賞を贈呈するとともに、作品を展示する。
昨年度は国内1,951作品、海外694作品(48カ国・地域)の合計2,645作品の応募があり、受賞作品展の来場者数は7万人を超え、国内外ともに注目されるフェスティバルへと成長してきた。
募集期間は2011年7月15日(金)~9月22日(木)までとし、その後審査を経て2012年2月22日(水)~3月4日(日)に国立新美術館で受賞作品展を開催する予定となっている。
また、「文化庁メディア芸術祭」は我が国のメディア芸術の海外への発信力の強化のため、毎年海外で展覧会を実施している。今年は「日独交流150周年」の年であるためドイツにおいて「文化庁メディア芸術祭 ドルトムント展2011」と題し、9月9日(金)~10月2日(日)まで、文化複合施設・ドルトムントUにて開催する。
【募集概要】
名称:平成23年度[第15回]文化庁メディア芸術祭
15th Japan Media Arts Festival
募集期間:平成23年7月15日(金)~9月22日(木)必着
募集部門:4部門 (アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガ)
アート部門-コンピュータその他の電子機器等を利用したアート作品、インタラクティブアート、メディアインスタレーション、映像作品、デジタルフォト、グラフィックアート、ウェブを使った作品 など
エンターテインメント部門-コンピュータその他の電子機器等を利用したエンターテインメント作品、ゲーム(ウェブゲーム、ソーシャルゲームなどを含む)、映像作品(ミュージックビデオ、広告映像、コンピュータによる特殊映像効果・表現など)、遊具(フィギュアなどを含む)、キャラクター、ウェブを使った作品(広告などを含む)、アプリケーション・ソフトウェア など
アニメーション部門-劇場公開アニメーション、テレビアニメーション、オリジナルビデオアニメーション(OVA)、短編アニメーション など
マンガ部門-単行本で発行されたマンガ、雑誌などに掲載されたマンガ(連載中の作品を含む)、自主制作・同人誌などで発表されたマンガ、ウェブで発表されたマンガ(PC、Mobileなどを含む) など
各賞:高い芸術性と創造性を基準として、部門ごとに大賞1作品、優秀賞4作品、新人賞3作品を選定します。
また、審査委員会の推薦により、メディア芸術の分野において貢献のあった方に対して、功労賞を贈呈します。
<大賞> 賞状(文部科学大臣賞)、トロフィー、副賞60万円
<優秀賞> 賞状(文部科学大臣賞)、トロフィー、副賞30万円
<新人賞> 賞状(文部科学大臣賞)、トロフィー、副賞20万円
<功労賞> 賞状(文部科学大臣賞)、トロフィー
ほかにも優れた作品に対して審査委員会推薦作品を選定し、受賞作品とともに国内外のメディア芸術関連フェステティバルや国際映像祭などで展示・上映することがあります。
作品推薦:エントリーサイトにて優秀作品の情報を募っています。
http://bunka-jmaf.jp/
推薦期間:平成23年7月15日(金)~8月19日(金)
審査/審査結果発表:
平成23年10月~11月 審査 平成23年12月 審査結果発表
贈呈式:平成24年2月21日(火) 東京ミッドタウン
受賞作品展:平成24年2月22日(水)~3月4日(日) 国立新美術館
文化庁メディア芸術祭 とは:
メディア芸術の創造とその発展を図ることを目的とし、平成9年度(1997年)から「文化庁メディア芸術祭」を毎年開催しています。「文化庁メディア芸術祭」は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガなど、優れたメディア芸術作品を顕彰するとともに、これを鑑賞する機会を提供するもので、具体的には、各賞の受賞発表、贈呈式、受賞作品展を実施しています。
また、その他にも国内外のメディア芸術関連のアートフェスティバルやアニメーション映画祭などに参加・出展し、文化庁メディア芸術祭やその受賞作品などを紹介しています。平成22年度は、国内では広島国際アニメーションフェスティバルや沖縄映像祭、札幌国際短編映像祭など、17のイベントに、海外ではJAPAN EXPO( フランス)、ISEA(ドイツ)、Ars Electronica(オースト
リア)など、23のイベントに参加しました。
問い合わせ:
文化庁メディア芸術祭事務局 [(財)NHKインターナショナル 内]
TEL 03-6415-8500