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第7回アジア次世代キュレイター会議 開催

国際交流基金では、アジア各国の美術館の次代を担う若手キュレイターが集い、情報の交換と共通の課題に関する議論を通じて、域内のネットワーク構築と、近・現代美術を中心とした継続的な共同研究や展覧会企画の可能性を探ることを目的に、「アジア次世代キュレイター会議」を2005年度より実施している。

第1回(東京・大阪)、第2回(ソウル)、第3回(マニラ)、第4回(東京)、第5回(シンガポール/マレーシア)、第6回(インド)に続いて第7回目となる今回は、横浜トリエンナーレが開催される年でもあることから、再び本会議を日本へ招聘し、日本の美術状況への理解を深め、アジアの美術環境をめぐるキュレイター間の意見交換を通じて、アジア太平洋地域と日本の若手キュレイターの交流を促進、9月27日(火)-29日(木)の期間に行われる。

第7回アジア次世代キュレーター会議 
会場:国際交流基金 JFIC ホール「さくら」(〒160-0004 東京都新宿区四谷4-4-1 2F)
定員:70名、入場無料、要予約制、日英同時通訳
参加国(予定):中国、韓国、インド、インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール、ベトナム、フィリピン、日本、オーストラリア、米国
参加費:無料
参加方法:事前申し込み

プログラム及び登壇者
第1日目 9月27日(火)
第一部「日本の美術制度の理解促進」10:00-15:30 
(司会)古市保子:国際交流基金美術コーディネーター
登壇者:
栗原祐司:文化庁文化財部美術学芸課長
伊東正伸:国際交流基金文化事業部造形美術チーム長
水沢勉:神奈川県立近代美術館館長
熊倉純子:東京藝術大学音楽環境創造科教授
日沼禎子:女子美術大学准教授
小山登美夫:小山登美夫ギャラリー・ディレクター
小崎哲哉:『REALTOKYO』発行人兼編集長

第二部「東日本大震災関連」 15:40-18:00
登壇者
村上博哉:国立西洋美術館学芸課長
甲斐賢治:せんだいメディアテーク・企画活動支援室室長
志賀理江子:写真家

第2日目 9月28日(水)

「アジア各国の美術館制度と企画交換」10:00-18:00
(司会)片岡真実(森美術館チーフ・キュレイター) 
参加各国のキュレイターによる発表と意見交換を各人30分で行います。
    日本在住者で発表を希望される方は事前に発表内容をご応募ください。
     
  
第3日目 9月29日(木)
シンポジウム「展望:2010年代のアートとキュレイターの役割」10:00-18:00
第一部  「美術とコミュニティ-ゼロ年代のアート」 10:00-13:00
(司会)林道郎:上智大学国際学部教授
登壇者:
クリッティヤー・カーウィーウォン:ジム・トンプソン・アートセンター、ディレクター、タイ
神谷幸江:広島市現代美術館学芸担当課長、日本
パトリック・フローレス:フィリピン大学美術学部教授、フィリピン

第二部「トランスナショナル・ウィルスとしてのアート」 14:00-18:00
(司会)田中正之:武蔵野美術大学造形学部教授
登壇者:
キム・ソンジョン:SAMUSO ディレクター、韓国
ドリュン・チョン:MOMA絵画彫刻部門キュレイター、米国 
片岡真実:森美術館チーフ・キュレイター、日本

【 参加申込方法 】
聴講希望者 締切:9月20日(火)
  必要事項を明記の上、封書、FAX、E-mail:asia_cuator@jpf.go.jp にお申し込みください。
  希望参加日:□9月27日(火)/ □9月28日(水)/ □9月29日(木)
氏名 (ふりがな) 、所属 、郵便番号、住所、電話番号、FAX、E-MAILアドレス

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