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第5回青参道アートフェア 「soup of he(r)art」「水金地火木土天冥海」「Wut berlin」

続いて青参道エリアの3店舗をご紹介。各ショップの雰囲気に馴染むアート作品が展示、販売されている。このエリアは、それぞれの参加店舗の場所も近接しているのでふらっと立ち寄る感覚で回ることが出来る。

【soup of he(r)art】
ラテン・ライフ・スパイスを取り入れて内側から輝く真の美しい女性に向けてスタイル提案をするsoup of he(r)art。今回のアートフェアでは、大西真平氏、長場雄氏、JUN OSON氏の3人によるアートユニット「ONO」が、メンバーそれぞれが手掛けたZINEや小物を販売。さらに、ONOのオリジナルZINE「くそしまたろう」を制作。学ランを着たメンバーが交代に店頭に立ち、「中2のエロとバイオレンス」をテーマに3人同じページ割で漫画を描き、 客にその場で絵柄を選んでもらい、ミシンで綴じるというパフォーマンス形式のため、アーティストと直接コミュニケーションを取ることが出来る。計81通りと選びがいのある、充実した物語を展開している。

soup of he(r)art
東京都港区北青山3-7-10
03-3409-0627
12:00 – 19:30
www.hpfrance.com/Shop/

【水金地火木土天冥海】
民族服に在る精神・伝統を現代の衣服に反映させる「YANTOR(ヤントル)」が2人の現代作家とコラボレートして展示「GRAFTING」を開催。
塗料が劣化するという現象の偶然性に、描くという行為が干渉し素晴らしい絵が生まれると考え、ひび割れ等塗料の劣化を用いて平面や立体の塗装作品を制作する松本徹。運動と静止、膨張と収縮、緊張と弛緩等、相対する力が同時に働いた瞬間を留めた立体作品やインスタレーションを制作する木村泰平。ハンガーや什器、彼らの立体作品など随所にアートが垣間見れる。日本古来の表現精神、元来の自然や科学等を現代の素材を用いて表現することに精通した作品に出会う。

水金地火木土天冥海
東京都渋谷区神宮前5-2-11 3F
03-3406-0888
11:00 – 19:30
www.hpfrance.com/suikin/

【Wut berlin】
“日本美”をテーマに掲げ、ポートレイトを描く渡辺巧氏とSHIROMAのクリエイティブディレクターを務める西家康隆氏によるユニセックスブランド、TATARImokkeから死をテーマとした人形コレクション”DEATH OF DOLL”を展示・販売。体を押すと笑い出すぬいぐるみ。電池は交換出来ないようになっており、電池が切れ笑い声が絶えることは”死”を意味している。USEDのぬいぐるみを継ぎ接ぎしたヘッドピースは、ロシア帽をはるかに超えるボリュームでインパクトある作品。シマウマの足がそのままの形で後ろに刺さっていたり、 中綿など細部をわざと処理しないといったざっくりと組み合わせる造り込みに、攻撃的な印象を受ける。「ちょっと気持ち悪い、手軽なアイテムがほしくて作り始めた。」と西家氏。何気なく1体1体テイスト分けされており、ひたすら好きなように縫い合わせたように見えて、どこか冷静な統一感を感じるブラックユーモアに包まれた作品だ。

Wut berlin
東京都渋谷区神宮前5-1-15 1F
03-3797-1505
11:00 – 19:30
www.wutberlin.com

Text:Tomoka Shimogata

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