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外で遊べなくなった福島の子どもたちの言葉から生まれたプロジェクト チャリティー 写真展「日常と非日常 -1 年経って思い出したあの日-」開催

LEAVES WORK の代表を努める写真家 大杉隼平が中心となり、福島第一原発事故により外で遊べなくなった子どもたちに「空」の写真を贈る「みんなの空」プロジェクトは、4 月30 日~5 月6 日の期間、アパレルショップ LITHIUM HOMME 内特設ギャラリーにて大杉隼平が今の福島を撮影した写真展「日常と非日常 -1 年経って思い出したあの日-」を開催する。

本写真展は、東日本大震災から1年経った2012 年3 月11 日の空の写真の募集をソーシャルメディアを中心に呼びかけ、47都道府県・世界38 カ国の7900 人以上から集まった写真を1つの大きな空につなぎ合わせた「同じ空の下、みんなが繋がっていられますように…」を初展示する。

大杉隼平写真展「日常と非日常 -1 年経って思い出したあの日-」
日時 :2012 年4 月30(月)-5 月6 日(日) 12:00-22:00
場所 :LITHIUM HOMME 内特設ギャラリー
東京都渋谷区神宮前6-16-18 サンドー原宿ビル2F
入場料 : 500 円(学割300 円)
(※売上げは被災地支援の活動資金、支援金とさせて頂きます)
主催:Leaves Work,
企画:大杉隼平, LITHIUM HOMME, Leaves Work,REBIRTH PROJECT, kurkku
<展示内容>
・ 2012.3.11 空の写真
「同じ空の下、みんなが繋がっていられますように…」
・ 震災後の福島で撮影された写真
・ 南相馬市出身の小学生が中心となり、
日本中から集まったミサンガの作品
・光の展示(来場者の方々と一緒に光の展示を制作)
・ 福島の想い、言葉

限定グッズ:
LITHIUM HOMME×大杉隼平×REBIRTH PROJECT×krukku
・4ネームコラボレーションTシャツ(4型)  

価格:8,925円
カラー展開:ホワイト
「俳優・大杉漣を父に持つ写真家の大杉隼平の写真作品をkrukkuのプレオーガニックコットンを使用したボディに配した一着。」

※プレオーガニックコットンとは
「無農薬栽培を始めて3年未満の綿。有機栽培綿であるオーガニックコットンは、3年以上農薬や化学肥料を使っていない土地での栽培が認証の条件となっている。オーガニックコットンとしての認定までの移行期間は生産が減って農家の収入も減るために、その期間に栽培された綿を「プレオーガニック コットン」として株式会社クルックと伊藤忠商事繊維カンパニーが共同で買い取り、無農薬栽培の拡大の後押しをしようというものである。農薬や化学肥料を使わなくなって3年経っていないので「オーガニックコットン」の認証を受けることはできないが、農薬などの影響は少なく、環境に優しい素材と位置づけること ができる。」

「みんなの空」プロジェクトとは
震災以降、自分たちだからできる支援のカタチを模索してきた写真家 大杉隼平。福島の子どもたちが避難先でつぶやいた「空ってきれいだね。放射能を気にしなくていいんだよね。」という言葉をきっかけに、外で遊べない子どもたちに、思いっきり空を見せてあげたいという思いを抱き、「みんなの空」プロジェクトをスタート。
「空はいつも繋がっている。同じ空の下、みんなが繋がっていられますように…」という想いを込め、震災から半年後の9月11 日、「空を見上げて写真を撮って送ってほしい」とtwitter で呼びかけたところ、わずか1週間で、日本全国47 都道府県、世界27 カ国、2025 人から「空」の写真が届く。その写真を全て繋ぎ合わせて1枚の「空」を作り、南相馬市に寄贈すると共に南相馬市の小学生全員に贈った。
震災から1年の節目に合わせ、再び世界中の「空」を1つにして福島の子どもたちに贈るため、3 月11 日の「空」の写真を募集。47 都道府県・世界38 カ国の7900 人以上から集まった写真を、再びつなぎ合わせた「空」を制作し、今回初の展示。
東京での展示後は、神戸・福島でも展示を予定。

写真家 大杉隼平:
1982 年東京生まれ。俳優 大杉漣を父にもち、イギリスのロンドン芸術大学で写真とアートを学ぶ。帰国後、写真家アシスタントを経て、(株)ZACCO に所属。 現在、雑誌、CD ジャケット、広告、TV などで活躍中。

LITHIUM HOMME(リチウム オム):
着る人のパーソナリティー/存在感を大切にし、いたずらに過剰なデザインを求めるよりも、良質な素材を吟味。ミニマルなデザインに/新しいカッティング/シルエットへのこだわりを重視した、繊細な物創りを追及するシンプルでエレガントなスタイルを提案するメンズファッションブランド

LEAVES WORK(リーブス ワーク):
東日本大震災以降、葉っぱのように重なり繋がって想いを支援のカタチにしていこうと集まったボランティア団体。職業も年齢も様々な人間が集まり、アートを中心とした展示活動をはじめ精力的に支援活動を展開する。

REBIRTH PROJECT(リバースプロジェクト):
人類が未来の地球で生き残るためにいったい何ができるのか? これまでの我々人間の「生活」がもたらした地球環境や社会環境を見つめ直し、未来における生活を、新たなビジネスモデルとともに創造していくプロジェクト。衣食住における、廃材や再生資源の有効活用、新たな価値の創出を目的とした製品、企画のプロデュースを行い、その利益を環境保全や教育へ還元する、
新しい循環型社会形成を目指す。

kurkku(クルック):
「サステナブルな未来に向けた暮らしの実践」をコンセプトに、インドコットン農家のオーガニック農法移行をサポートするプレオーガニックコットンプログラムの企画、運営をはじめ、自然の流れそのままに育てられた食材を楽しめるレストラン、人が集うカフェとバー、肩ひじ張らない、ポジティブなエコ意識のレゾナンス(共振)を体感するサイト「エコレゾウェブ」やデザインも良く環境にも良いモノを販売する「kurkku online shop」等を運営。

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