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アンダーワールドが音楽監督を務めるロンドンオリンピック開幕式の一部が明らかに!

アンダーワールドが音楽監督を務め、ダニー・ボイルが芸術監督を務めることでも話題のロンドンオリンピック開会式が、いよいよ今週末に迫り、10,000人のボランティアキャストが参加するフルスケールでのリハーサルが連日行われている。先日ダニー・ボイルがBBCの取材に答え、開会式の詳細が一部明かされた。
http://www.bbc.co.uk/news/uk-18392025

・2,700万ポンド(約34億5千万円)の予算を投じて実施される開会式のテーマは「緑と農民」【Green and Pleasant】。
・開会式は、シェイクスピアのロマンス劇『テンペスト』にインスパイア受け制作された。
・開会式では、オリンピック・スタジアム全体に英国の田舎風景を再現。
・その田舎の風景を再現するため、グラストンベリー・トー(イギリスのサマセット州の グラストンベリー近郊にある丘)を連想させる丘や建造物、そして農場の動物たちが登場し、さらに10,000人ものボランティアキャストが出演。
・スタジアムに建設されるセットには、牧草地、畑や川などの風景が再現され、ピクニックをする家族、スポーツをする人々、土地を耕す農夫たちの他、羊70匹、馬12頭、牛3頭、 ヤギ2匹、鶏10羽、アヒル10羽、ガチョウ9羽、牧羊犬3匹も登場。
・スタジアムのフィールドには、グラストンベリー・フェスティヴァル(グラストンベリー にて1970年より開催されている世界最大規模のロック・フェスティヴァル)とBBCプロムス(毎年夏ロイヤル・アルバート・ホールを中心に開催される世界最大のクラシック音楽祭)をモチーフにに造られたエリアが2カ所設けられる。

ダニー・ボイルは、この開会式に向けて200回近くリハーサルを行ってきたボランティアキャストたちの献身的な態度に、「彼らこそオリンピック・スピリットの象徴であり、国家としての私たち英国人を写し出している」と語った。また音楽監督を務めるアンダーワールドは、アビー・ロード・スタジオで作業を行っていることも明らかとなっている。

KARL HYDE
WHAT’S GOING ON IN YOUR HEAD WHEN YOU’RE DANCING?
ART EXHIBITION: 2012年7月17日~8月10日

昨年のラフォーレミュージアム原宿でのエキシビションに続く、カール・ハイド(アンダーワールド)のソロ・ペインティング・エキシビジョンが、ロンドンのBernard Jacobson Galleryにて7月17日にスタートした。会期は7月17日~8月10日まで。
これまでにも国内外の美術館やギャラリーで自身の作品を展示してきたカール・ハイドだが、UKでのペインティング・エキシビジョンは今回が初となる。昨年、カール・ハイドのソロ・エキシビションとしては世界で初めて開催されたラフォーレミュージアム原宿でのエキシビジョンで公開された作品が今回も展示されている。

カール・ハイドが手がけた大型のペインティング作品、二連作、三連作は、動きを取り入れた完全な抽象芸術であり、抽象表現と日本の書道の両方に通じている。紙やダンボールの上に、柔らかな素材のブラシ、木炭やパステルを使い、一筆でキャンバス全体を覆うように描かれているものもあれば、複雑なリズムを組み合わせるかのように描かれたものもある。今回のエキシビジョンでは、鉛筆画やグワッシュ絵具と鉛筆を使い、日本製の折りたたみ式ノートに巻物のように描かれた作品なども展示され、それらは東京やマイアミといった混沌とした都市を駆け抜ける感覚を放っている。
詳細情報:http://www.jacobsongallery.com

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