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志村信裕 「Pocket」

ランプ原宿B1ギャラリーでは2012年8月17日よりアーティスト志村信裕の個展「Pocket」が開催される。

展示作家コメント

ギャラリーらしくない屋根裏部屋のような小さな地下室は、誰かの宝物が隠された秘密の部屋のようにも見えてかわいい。
そんな小さなギャラリーを誰かの秘密が隠された架空の部屋に見立てて、いくつかの小さなインスタレーションをそっと仕掛ける。
小さな部屋の中に、
引き出しや、身の回りにある容器などをしつらえて、その内部に映像を映そうと思う。
小さな部屋の中に、箱庭のような小さな空間がさらに生まれる。
秘密が散りばめられた部屋に訪れた鑑賞者には、小さいからこそ想像力が広がるような極小の世界を体感してもらいたい。
展覧会名の「ポケット」という言葉には、ポケット・サイズという様に「小さなもの」を形容する時に何気なく使われる言葉だが、
衣服のポケットのように身近でささやかな存在の中にこそ巨きなイマジネーションの種が隠されているのかもしれない。

キュレーターコメント
映像に使われているものはとても身近にあるものなのに
実写映像を日常風景に重ねあわせることで新たな視点がつくりだされ
そして光と影が彼の手にかかるとファンタジーに包まれ、
まるで自然の中に存在するかのような錯覚を魅せてくれる

その場所の特性と作品との調和が見事で、溶け込み、しかし強い印象を残す

展覧会では「drawer garden」(引出しの庭)を中心とした映像インスタレーション
といくつかのドローイングを展示します
また閉店後、Lamp harajukuの店内に映像投影するストアインスタレーションも行い
毎晩20時~24時までウィンドーの外から映像で彩られた店内の様子を鑑賞することができます

プロフィール
志村信裕 Nobuhiro Shimura

1982年東京都生まれ。2007年武蔵野美術大学大学院映像コース修了。これまで一貫して映像プロジェクションによるインスタレーションを発表。「光をあてる」をテーマに、実写映像を日常風景に重ねあわせることで身近なものに新たな視点をつくりだす。近年では代表作《赤い靴》をきっかけに国内外のパブリックスペースを中心とした屋外プロジェクトにも多数参加し、その表現は場所に限定することなく自由に展開される。近年は、2009年~2011年「黄金町バザール」(横浜)、2010年「あいちトリエンナーレ2010」(愛知)、2012年「RYUGU IS OVER!!」竜宮美術旅館(横浜)、「Experimenta」(メルボルン)などの国際展やグループ展に参加。個展では、2009年「うかべ」横浜美術館パブリックスペース、2010年「游」Sakshi Gallery Art Salon(台北)、2012年「恵比寿幻燈祭 Dress」TRAUMARIS|SPACE(東京)などがある。

HP http://nshimu.blogspot.com

過去の展示作品
《lace》2011年 (ミクストメディア、竜宮美術旅館での展示、photo: Yasuyuki Kasagi)
《赤い靴》2009年 (映像インスタレーション、黄金町バザールでの展示)
《ribbon》2010年 (映像インスタレーション、あいちトリエンナーレでの展示 photo: Tetsuo Ito)

写真 Courtesy: Artist and YUKA TSURUNO

日程 2012 年8 月17日(金) – 9月30 日(日)
会場:Lamp harajuku gallery 東京都渋谷区神宮前4-28-15
時間:12:00-19:30
始まりの会: 8 月17日(金)18:00-20:00
終わりの会: 9 月29日(土)18:00-20:00
雨天中止 ※中止の場合は 9 月30日(日)
ゲスト:L PACK(カフェユニット)
 協力 : YUKA TSURUNO

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