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道展work in progress GYRE 5周年を記念して REBIRTH PROJECTの特別展示を開催

REBIRTH PROJECTは、GYRE創立5周年を記念して、11月8日より「道展」を開催している。
GYREは<表参道>と<キャットストリート>のふたつの道に面している。<表参道>は青山のメインストリート。ファッションのメインストリームを担うブランドビルが軒を連ねている場所。対して<キャットストリート>は、渋谷川の上に新たな地上として建設された道。新しい文化を求めて若者が集まり、ストリートファッションなど、新しく個性的なファッションが生まれる場である。<表参道>が「表」を、そして<キャットストリート>はカウンターカルチャーである「裏」を象徴し、GYREはその両者が交差するスポットであることの意味合いをREBIRTH PROJECTならではのアプローチで表現。会場エントランスには、「参道」の入り口となる新感覚の鳥居を配置。おみくじをモチーフにした来場者参加型のインスタレーションや、アーティスト奥西希生による鎌倉彫りの作品「元気玉賽銭箱」で、ストリート感覚をミックスした「参道」を表現している。
また近代以降、スクエア(広場)が街の中心を形成しているにヨーロッパに対し、日本では街と街を繋ぐ街道に人が集まり、商業や文化が発展してきた文化背景を持っている。道で発展してきた商業、これを「縁日」というスタイルで、REBIRTH PROJECTが発表してきたプロダクトの数々も紹介。「Lee BIRTH」「AIRBAG bag」など廃材や再生資源を活用しながら、持続可能な社会における新たな価値の創造を目的とした製品を、展示販売する。さらに「EYE OFGYRE」を飛び出し、地下スペースなどGYRE全館で、REBIRTH PROJECTプロデュースのプロダクトやフードを堪能できる仕掛けも用意。
「人類が地球に生き残るためのプロジェクト」という理念を掲げ、クリエイティブで独自のアプローチでその道を進んで来たREIBRTH PROJECT。「道」の場所性と文化——これらが交差する展示を通じて、その軌跡を追い、さらにその先にある、彼らが掲げる理念を浮かび上がらせることを試みる。それと同時に来場者も、GYREの基本コンセプトである「SHOP&THINK」という体験を享受できる機会となることを目指す。

【開催概要】
【リバースヴィレッジインスタレーション】作画:池田学【元気玉賽銭箱】奥西希生2012 (檜、漆)
会期: 2012年11月8日(木) – 11月21日(水) 11時ー20時
会場: EYE OF GYRE/GYRE 3F およびB1F スペース
東京都渋谷区神宮前5-10-1 ☎03-3498-6990
【REBIRTH PROJECT】(リバースプロジェクト)
http://www.rebirth-project.jp/
企画:REBIRTH PROJECT
*会期中は無休、最終日は13時までとさせて頂きます。

【REBIRTH PROJECT】(リバースプロジェクト)
http://www.rebirth-project.jp/
「人類が未来の地球に生き残るためのプロジェクト」という俳優・映画監督の伊勢谷友介の発案に基づいて始動した株式会社。これまでの地球環境や社会環境を見つめ直し、未来の暮らしを新たなビジネスモデルとともに創造することをテーマに、2009年に設立。建築廃材を再利用した家具やアート作品の製作、デッドストックに新たなデザインを施したリメイクデニムなど、企業との連携企画も多数行っている。またクラウドファンディングサイト「元気玉プロジェクト」を運営、アート支援のほか、東北支援など数々の企画を実施。「萩・維新塾2011 HAGInnovation」として、山口県萩市とともに地域再生プロジェクトも。衣食住をはじめ、多岐にわたる分野で、現代社会の問題に独自のアプローチを行っている。

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