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フラワーアートユニット、plantica初の大型個展! “plantica nomadic”

フラワーアートユニット、plantica初の大型個展”plantica nomadic”が12月19日よりポーラ ミュージアム アネックスにて開催される。

伝統的な華道の流れに「新たなレイヤーを重ねたい」のだと、彼らは言う。有機物である植物を用い、空間を彩る。その方法には、「植物」をテーマに している以外は、まったく制約がない。あるいは布にプリントされた花でさえ、彼らにとっては華材になってしまう。植物にまつわるあらゆる事象を用 いて、生命感に溢れた芸術を生み出していく行為。本来、華道とはそのようなものでなかったか。一見、伝統から離れていくかのように見えるが、彼ら が掲げる「自由であること」は、まさしく華道の本懐なのかもしれない。「新たなレイヤー」は、あらゆる方向への模索の中からしか生まれない。自在 な芸術という意味において、空間を支配する生け花はまさしくインスタレーションであり、花を生けるためには小さな決断を積み重ねなければならない。 後戻りできない即興性に宿る、伝統と自由の美しきバランス。植物という普遍性に対峙するために、彼らは新たな価値を探し求めている。

タイトル:plantica nomadic
会 場:ポーラ ミュージアム アネックス / 東京都中央区銀座 1-7-7 ポーラ銀座ビル 3F 東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅 」7 番出口すぐ 会 期:2012年12月19日(水)〜1月27日(日)*12/29-1/4は休館 時 間:11:00 – 20:00 ( 入場は閉場の 30 分前まで )
入 場 料:無 料
主 催:ポーラ ミュージアム アネックス
企画制作:PARCO お問合せ:03-3563-5501(ポーラ ミュージアム アネックス)

Profile
plantica(読み:プランティカ) 木村貴史を中心としたユニット。2007年に結成。約600年続く華道の伝統を意識しつつ、「植物という有機物をいかに芸術に 昇華するのか」を追い求める彼らは、表現の場をストリートに求めたり、プロダクトを制作するなど、生け花の枠に捕われない 自由な活動を行う。09年にユニクロのCMに木村が出演。また、フランス放送局のドキュメンタリー番組「Canal Plus」の取材 を受けるなど、国内外のメディアにも取り上げられることもしばしば。空間演出、ビジュアル制作を中心に、独自の世界観の発 表を続けている。
近年の代表作に〈NIKE〉「THE SUPER NATURAL RIDE EXHIBITION」のパブリックアイコンやグリーンディレクション、 〈CHANDON〉 の四季をテーマにしたキービジュアルの制作など。

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