キアヌ・リーブスが企画製作しナビゲーターを務める、シネマの現在と未来を探るドキュメンタリー『サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ』が12/22(土)より公開される。このたび本作の公開を記念し今、日本映画界でメガヒット作を生み出している監督たちを招きトークイベントを開催する。
・12/22(土) 12:30の回上映後 :大林宣彦監督(映画作家)
・12/22(土)18:30の回上映後:犬童一心監督 (映画監督/CMディレクター)
・12/23(日・祝)12:30の回上映後:本広克行監督 (映画監督/演出家・プロデューサー)
●日時:12月22日(土) 12:30上映スタート / 14:15トーク開始
ゲスト:大林宣彦(映画作家)
8mmフィルム、16mmフィルムの個人映画から映画の世界に入り、コマーシャルフィルム、劇映画と長い間フィルムを扱いながら、最新作『この空の花―長岡花火物語』ではデジタル製作に挑んだ意図をお伺いします。
【大林宣彦監督 PROFILE】
1938年広島県尾道市生まれ。故郷で撮影された『転校生』(82)、『時をかける少女』(83)、『さびしんぼう』(85)は“尾道三部作”と称され親しまれている。『青春デンデケデケデケ』(92)で“平成4年度文化庁優秀映画作品賞”、『SADA』で“ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞”、『理由』(04)で“日本映画批評家大賞・監督賞”、“藤本賞奨励賞”を受賞。2004年春の紫綬褒章受章、2009年秋の旭日小綬章受章。
●日時:12月22日(土) 18:30上映スタート / 20:15トーク開始
ゲスト:犬童一心監督 (映画監督/CMディレクター)
現在、大ヒット中の『のぼうの城』。犬童監督と、『ローレライ』『日本沈没』など迫力あるCG・VFXには定評のある樋口真嗣監督が異例の“ダブル監督”で挑む話題作。デジタル先進技術を駆使して“今だからこそ出来る時代劇”の製作現場についてお伺いします。
●日時:12月23日(日・祝) 12:30上映スタート / 14:15トーク開始
ゲスト:本広克行監督 (映画監督/演出家・プロデューサー)
まさに本作がテーマとしている「フィルム育ちのデジタル派」を公言する本広監督。なぜデジタル派なのか、また、どのように現場にデジタル技術を取り入れているのかお伺いします。
●会場:アップリンク・ファクトリー
(渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F/tel: 03-6825-5502) http://www.uplink.co.jp/info/map/
●イベントの詳細、ご予約はこちら→ www.uplink.co.jp/movie/2012/2938
【『サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ』】
キアヌ・リーブスが企画製作しナビゲーターを務めるシネマの現在と未来を探るドキュメンタリー。スコセッシ、ルーカス、キャメロン、フィンチャー、リンチ、ノーラン、ソダーバーグらがキアヌの質問に答える。
およそ100年間の映画史において、唯一の記録フォーマットはフィルムだった。だが、過去20年間のデジタルシネマの台頭により、今やフィルムは消えつつある。本作は、デジタルとアナログが肩を並べ──side
by sideで──併存する現在を俯瞰しながら、映画におけるデジタル革命を検証していく。これは、「デジタルシネマ」の未来についての映画ではなく、モノクロからカラーへ、サイレントからトーキーへと、技術とともに変化し続ける「シネマの未来」の映画である。
監督:クリス・ケニーリー
プロデューサー:キアヌ・リーブス、ジャスティン・スラザ
撮影監督:クリス・キャシディ
出演:キアヌ・リーブス、マーティン・スコセッシ、ジョージ・ルーカス、ジェームズ・キャメロン、デヴィッド・フィンチャー、デヴィッド・リンチ、
クリストファー・ノーラン、スティーヴン・ソダーバーグ、ラナ&アンディ・ウォシャウスキー、ラース・フォン・トリアー、
ダニー・ボイル、ウォルター・マーチ、ヴィットリオ・ストラーロ、レナ・ダナム、ほか
配給・宣伝:アップリンク
(2012年/アメリカ/99分/HD/16:9/5.1ch) (C)2012 Company Films LLC all rights reserved.
◆12月22日(土)より、新宿シネマカリテ、渋谷アップリンク、横浜シネマジャック&ベティ他、全国順次公開