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アンダーワールドのカール・ハイドがソロ・デビュー・アルバムを発売

SonarSound Tokyo2013での来日決定も話題沸騰中のアンダーワールドのカール・ハイドが、キャリア初となるソロ・デビュー・アルバムを発売する。『Edgeland』と名付けられたアルバムは、2013年4月10日に国内先行でBeat Recordsよりリリースされる。
CD/DVD、CD、LP、デジタルのフォーマットでリリースされる今作は、ブライアン・イーノ諸作で知られるレオ・アブラハムスとの共同プロデュースという形で、ここ12ヶ月間に制作・レコーディングされた。また、国内盤の通常盤にはボーナス・トラック2曲、デラックス・エディションにはさらに4曲が追加収録され、約50分の映像作品を収めたDVDが付属される。

トラックリストは以下の通り:
通常盤
1. The Night Slips us Smiling Underneath it’s Dress
2. Your Perfume Was The Best Thing
3. Angel Cafe
4. Cut Clouds
5. The Boy with the Jigsaw Puzzle Fingers
6. Slummin’ It For The Weekend
7. Shoulda Been A Painter
8. Shadow Boy
9. Sleepless
10. Cascading Light (Bonus Track for Japan)
11. Out of Darkness (Bonus Track for Japan)

デラックス盤(CD/DVD)
CD:通常盤+4曲追加収録
DVD:約50分の映像作品(日本語字幕付)

本作から早速公開された収録曲「Cut Clouds」の視聴はコチラ

ブライアン・イーノ主導で進められた『Pure Scenius』プロジェクトを通し、レオ・アブラハムスと仕事を共にしたカール・ハイドが、本作『Edgeland』で再びレオとコラボレートし、アンダーワールド作品に比べ、よりオーガニックで、壮大な音楽作品を完成させた。このアルバムの歌詞とコンセプトは、都市の奥地や隠れた街角にインスパイアされているという。
「20年以上もの間に、都市の風景に対する僕の興味はどんどん大きなっていった」とカール・ハイドは説明する。「減衰していくことの美しさ、タイヤ痕、雑に描かれたいたずら書き、工場の音、漏れ聞こえる会話、流行するカフェ、眠らないドライバーが運転する車の後部座席に座り、街を走る夜。『Edgelands』とは、僕の旅を形作ってくれた人々のストーリーと彼らの個性を祝福するものだ。それは田舎と街が交差する場所であり、みすぼらしいポニーが人工的に増設された草原の草を食べ、空気が汚染された場所」
現在新しいバンドでのライヴ・パフォーマンスをリハーサル中のカール・ハイド。その全貌が4月7日に出演が決定しているSonarSound Tokyo 2013で明らかとなる。
1980年から仕事を共にするリック・スミスとカール・ハイドは、1987年にアンダーワールドを結成。‘ダンスフロア向けのアンセム’を世に送り出すのと平行し、彼らはより奥の深い音風景としての音楽制作も行い、ダニー・ボイルやアンソニー・ミンゲラの映画作品のサウンドトラックや、王立国立劇場やスコットランド国立劇場の舞台音楽を手がけている。そして2012年には、ロンドンオリンピック開会式の音楽監督を務めたことも記憶に新しい。リック・スミスとカール・ハイドの二人は、今後もアンダーワールドとしても、ソロとして活動を続け、作品を生み出すことを宣言している。

Photo©RickSmith

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