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「マイク•ミルズのうつの話」先行上映イベントVACANTで開催

今や日本人の15人に1人がかかっているともいわれる「うつ病」。しかし、2000年までは「うつ」という言葉は精神科周辺以外ではめったに聞かれなかった。なぜ、この短期間で「うつ」は爆発的に広まったのか?
90年代のユース・カルチャーを代表する映像作家マイク・ミルズは、その理由のひとつに製薬会社によって行われた「心の風邪をひいていませんか?」という広告キャンペーンがあると考え、その実態に迫るドキュメンタリーを作ろうと思い立つ。舞台は近年、急速にうつが常識化した日本。
撮影対象となる条件はふたつ。①抗うつ剤を飲んでいること。②日常生活をありのままに撮らせてくれること。
本作でマイク・ミルズは、うつ患者たちの壮絶な日常を、独特の優しく明るい目線で捉えることで、この現代を象徴する病気に対する処方箋を調合するとともに、今の日本社会の問題点も鮮やかに描き出す。
10月下旬の公開に先駆け、VACANTで特別先行上映会を開催する。

2013.10.5 (sat)
at VACANT
15:30 open / 16:00 start
入場料:¥1,500
*上映後、ゲストを招いてのトークショーを予定しております。

<トークゲスト>
マイク•ミルズ(「マイク•ミルズのうつの話」監督)*Skype出演
保田卓夫(「マイク•ミルズのうつの話」プロデューサー)
予約:booking@n0idea.com (VACANT)
*件名を「マイク•ミルズのうつの話」とし、本文に「お名前/人数/ご連絡先」を記入したメールをご送信ください。
*万が一、2,3日経っても返信がない場合は、03-6459-2962(VACANT)までお電話ください。

公式サイト
http://uplink.co.jp/kokokaze/
予告編

<コメント>
マイク•ミルズはただのお洒落な映像作家ではなく 伝統的なアメリカのドキュメンタリーのスピリットを持っている
─友人•写真家 ホンマタカシ

静と動のコントラスト……騒々しい繁華街と人々が殺気立つ通勤電車の映像に、現代社会の生きづらさを実感させられま した。対照的に、うつの人々は穏やかでナイーブで繊細で、動物にも植物にも人にも優しく生きています。本当はまともなのはこっちだと思えてきました。友だ ちになれそうな魅力的な人々に画面ごしに出会え、孤独感が癒されました。。
─辛酸なめこ

作品情報
監督:マイク・ミルズ
撮影:ジェイムズ・フローナ、D.J.ハーダー
編集:アンドリュー・ディックラー
制作:カラム・グリーン、マイク・ミルズ、保田卓夫
出演:タケトシ、ミカ、ケン、カヨコ ダイスケ
(『マイク・ミルズのうつの話』原題:Does Your Soul Have A Cold?/ 84分 / アメリカ / 2007年 / 英語字幕付)

2013年10月19(土)、渋谷アップリンク他、全国順次公開

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