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Zdravko Toic 個展『DANGEROUS WHISPER: um』

ヒロマート・ギャラリーでは、クロアチア生まれ、ニューヨークを拠点に活動するアーティスト Zdravko Toic(ズドゥラフコ・トイック)の 個展『DANGEROUS WHISPER: um』を開催する。弊廊では、3度目、2年振りとなる今展では、彼のプロジェクト「Dangerous Whisper」からの最新作品を発表する。

2011年より始まったトイックのプロジェクト「Dangerous Whisper」からの作品は、同年、ヒロマート・ギャラリーにて初めて発表され、ニューヨークのfordPROJECTでも発表された。前展のステートメントで「発言の向こうの言葉、書き言葉、またはそれ自体のロジックを経た感情、情動記憶を表現する。時の終局性から逃れることは不可能である…」と触れているように、トイックは、日常から根付いたビジュアル・ボキャブラリーを抽象芸術の中で追求している。
彼の最新のポエティック・アブストラクト・アート作品は、心や身体が日々変化するように気まぐれな感情を楽しませ、見る者を引きつける。

作家:Zdravko Toic (ズドゥラフコ・トイック)
展覧会名:DANGEROUS WHISPER: um
会期:2013年10月25日(金)〜12月1日(日) 午後1時〜7時
hiromartgallery.com/

アーティスト・ステートメント
これらのシンプルで複雑な形の構成は、医学書や医療記録に目を通しているときに着想しました。解剖学の視覚的形状は、新たな課題を起こし現存する基本的な身体の変化である。形状は空間内で機能し動く。細部は、正当な間投詞を見つけることではないか?

Zdravko Toic ズドゥラフコ・トイック (クロアチア/アメリカ)
ユーゴスラビア(現クロアチア)からアメリカ合衆国へ青年期に引越し、形成期のほとんどをニューヨーク市で過ごした。西ヨーロッパ、日本、ドミニカ共和国、そしてハイチでアートに関連した旅、美術館巡り、遺跡発掘現場に没頭した。彼の展示は、ニューヨーク、マイアミ、ワシントンDCのみならず海外でも開催された。コネチカットのWashington Art Association Galleryでの個展や、イタリアのペルジャにある現代アート美術館Palazzo della Pennaでの「New York: New Generation展」など。また、Loudon Ballet Companyのダンス振付師Vladimir Anguelovとペインティングを用いたステージセットのデザインを共同制作した。その作品は「Emergency Ballets」と表題がつけられ、アメリカン大学のエクスペリメンタル・シアター、続いてワシントンDCのフランス大使館で公開され、ショーはバージニア、ジュネーブ、オーストリアで開かれた。

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