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Vivienne Westwood英国老舗ブランドとのコラボレーション企画”Vivienne Westwood Loves”発売

Vivienne Westwoodは、英国が誇る品質とクラフトマンシップを讃え、Globe-Trotter、Gloverall、 Johnstons of Elgin、Lock & Co、そして Pantherellaの5ブランドとのコラボレーションアイテム”Vivienne Westwood ?’s(ヴィヴィアン・ウエストウッド ラブス)”を発売する。
これは、伝統的な製作技術、そして世代を超えて受け継がれてきた技能を維持してきた英国ブランドを結び付けた、名誉高きコラボレーション企画。

“Vivienne Westwood ♥’s(ヴィヴィアン・ウエストウッド ラブズ)”は、英国が誇る品質とクラフトマンシップを讃え、伝統的な製作技術、そして世代を超えて受け継がれてきた技能を維持してきた英国ブランドを結び付けた、名誉高きコラボレーション企画です。ヴィヴィアン・ウエストウッドが提唱する「多くを買わず、しっかり選んだものを長持ちさせるために、量より質を選びましょう」という精神を同じように持つブランドをパートナーに選び、このコラボレーションが実現した。
ヴィヴィアン・ウエストウッドがパートナーに選んだのは、Globe-Trotter、Gloverall、 Johnstons of Elgin、Lock & Co、そして Pantherellaの5ブランドです。数十年から数世紀に渡って長い歴史を持つブランドだけが商品にもたらすことのできる品質とクラフトマンシップ、そしてヴィヴィアン・ウエストウッド独自の視点が一つとなり、様々なアイテムが製作された。それぞれの商品には、各ブランドが誇る伝統的デザインとノウハウが存分に注ぎ込まれている。

Globe-Trotter Luggage:
グローブ・トロッターは、1897年にデイビッド・ネルケンによって創業された英国の旅行鞄製造会社。グローブ・トロッタ―のスーツケースは、ハートフォードシャー州ホッデスドンにあるグローブ・トロッターの工場で、ヴィクトリア朝時代から使われている機械を使い、ひとつひとつ丁寧にすべて手作業で作られている。スーツケースは「ヴァルカン・ファイバー」と呼ばれる特殊な素材で形成されている。この素材は、仕様書に沿って色づけされた特殊紙を14層にも重ねてコーティングしたもの。この独自の素材は、1859年にトーマス・テイラーによって英国で発明された。どのスーツケースにも、鋲で留め、裏打ちをし、革で縁取りをする、という工程を最初から最後までハンドメイドで行われる。また、グローブ・トロッターは100年以上に渡り、エリザベス女王陛下2世も含め、誰もがうらやむ顧客に愛用され続けている。
ヴィヴィアン・ウエストウッドとグローブ・トロッターのコラボレーションモデルは、上品なクリームカラーとミッドナイト・ブルーの2色展開で発売される。どちらのモデルにも、バーガンディーレッドのレザーコーナーとレザートリムがあしらわれ、仕上げには真鍮の金具が留められている。ライナーには、ジョンストン・オブ・エルガン社のタータンチェックを反映したヴィヴィアン・ウエストウッドのシグネチャーカラーの青×赤のタータンチェックが施され、コラボレーションの結びつきを強めたものとなった。
ショルダーストラップとラゲージベルトにも両社のコラボレーションへのこだわりが感じられるデザインとなっている。クリームカラーのケースには、ナチュラル×ゴールドのスクイグル柄、そしてミッドナイト・ブルーにはチェストナッツ×ブロンズのスクイグル柄がプリントされたストラップとベルトが取り付けられている。ヴィヴィアン・ウエストウッドのスクイグル(Squiggle)プリントは、1981年秋冬「Pirate(パイレート)」で初めて発表された。彼女の初のキャットウィークコレクションであり、伝説的ともいえるこのパイレートコレクションは、ヴィヴィアンと彼女の当時のパートナーであったマルコム・マクラーレンが、型破りな服やハイウェイマン(追いはぎ)、ダンディな人々、さらに冒険家や海賊が織り成す幻想の世界を創り出したもの。この時がまさに、ヴィヴィアンが歴史上の衣服に興味を抱いて技術的研究を始めた頃であり、過去にインスピレーション源を求めることが多くなった時期となる。Vivienne Westwood ♥’s のグローブ・トロッターは、どんな場面にも対応できる様に、30インチのキャスター付きスーツケース、21インチのトロリー・ケース、9インチのミニ・ユーティリティ・ケースの3サイズで展開する。

Gloverall Duffle Coats:
コットン、レザー、グローブとオーバーオールの販売を専門にしていたハロルド・モリスとフリーダ・モリスは、1951年に英国国防省からの依頼により、第2次世界大戦用に供給されて余っていたダッフルコートの処分協力を引き受けた。彼らは、グローブとオーバーオールの単語を一つにして、グローバーオールというブランド名を編み出した。1950年代、グローバーオールは、ダブルフェイスのチェック柄の裏地、ホーン・トグル、レザー・ロープといった、現代のダッフルコートとして知られている要素を生み出した。多くの企業がこのデザインを真似しようとしているが、本物はたったひとつしかなく、それはグローバーオールのオリジナル・ダッフルコートである。1960年代までには、グローバーオールのダッフルコートは社会的反逆者を象徴するような服装となった。美術学生やビートニクスがダッフルコートを好み、現代においてもグローバーオールのダッフルコートは、世界中で認知され着用されている、数少ない英国の象徴的な装いの一つであり続けている。戦時中の実用的な制服から行動主義者のシンボルへとその役割を変えたこのアイコニックなコートは英国で製造されており、70年間も続いている。これらの要素は、Vivienne Westwood ♥’sのパートナーとして選ばれた大きな理由となった。
今回のコラボレーションに使われたスタイルは、ウォータイム・モンティ・ダッフルをベースに、60年代、70年代の活動家が着ていたオリジナルのダッフルを新たに創造したもの。このコラボレーションのダッフルコートはロンドンで作られ、2型で展開される。ヴィヴィアンが掲げるマニフェスト・メッセージとClimate Revolutionのためのキャンペーン・グラフィックが描かれたものと、スクール・ユニフォーム風で、ダブルフェイスのタータン生地にハンドライティング調のタータンチェックをグラフィティプリントでのせた、ヴィヴィアン・ウエストウッドならではの稀少なデザインが登場する。
「ヴィヴィアン・ウエストウッドは私たちにインスピレーションを与え、かつ象徴的なダッフルを初めて現実的なメッセージをもった作品として表現してくれました。」 -マーク・ヴァン・ビーク(グローバーオール デザイン責任者)

Johnstons of Elgin Cashmere:
ジョンストンズ・オブ・エルガン社はカシミアや良質のウール、美しいツイードの商品のエキスパートとして、1797年からスコットランドの北東に位置するエルガンで製造を続けている。同社の歴史は、その品質の高さとブランドが発祥した由来から語られる。同社はスコットランドで唯一、カシミアを繊維から素材に仕上げるまで一貫した生産工場で、プリンス・オブ・ウェールズ殿下によって王室御用達にも認定されている。長きに渡る同社のデザイン、そしてカシミアとファイン・ウールに対する専門的技能はあまりにも有名だが、豊かなスコットランドの伝統にインスパイアされながら、素晴らしい商品を現代のラグジュアリー市場にも提供している。商品はすべて、ディテールにも細心の注意を払う職人や女性達の手仕事により、愛情を込めて作り上げられている。Vivienne Westwood ♥’s のクラシックなジョンストンズ・オブ・エルガンのカーディガンとプルオーバーは、2 色展開で再デザインされた。赤×青、そしてソフトグレー×キャラメルのアーガイル柄のカシミアニットは、ヴィヴィアン・ウエストウッドにとってもシグネチャー的プリントで、彼女のコレクションでも多く使われている柄。ヴィヴィアン・ウエストウッドの象徴的な技法である「カット&スラッシュ」は、1990-91 年春夏の同タイトルのコレクションで最初に用いられたが、今回のコラボレーションでは中央のアーガイル柄の周りにアクセントとなるディテールとして使われた。
スコットランドの小さなマルハナ蜂とグラフィティ・オーブの刺繍が、さりげなく胸元を飾る。また、このコレクションでは、ヴィヴィアン・ウエストウッド ゴールドレーベルの2013-14 年秋冬コレクションに登場した、ウールケープにインスパイアされた、クラシックなタータンチェックのカシミアストールも展開される。
「ジョンストンズ・オブ・エルガンは、まさに上質さとクラフトマンシップの代名詞です。私たちはVivienne Westwood ♥’s のメンバーに選ばれて非常に光栄に思っています。」 -オリー・プラッツ(セールス・ディレクター)

James Lock & Company Hats:
1664 年のペスト大流行と1666 年のロンドン大火のあと、ロンドンよりも清潔で、あまり混み合っていな西ロンドンに多くのロンドン市民が移り住んだ。顧客となる人たちがいなくなってしまったので、貿易商や店舗経営者も間もなくして後に続いた。
1667 年、セント・ジェームス通りの東南、セント・ジェームスパレスの隣りに、帽子店のジェームス・ロックが開業した。可能な限り最高品質の素材を使用してきたことが、300 年以上も続くこの伝統的なブランドを支えてきた。ロック社は、将校や紳士向けの帽子店として知られるようになり、同社の記録にはこの3 世紀に起こった英国の社会と経済の歴史が反映されている。
同社のハット・スタイルは、最初にかぶった有名人によってしばし特定されることがあった。おそらく最も有名なのは、のちにボウラー・ハットという名で広く知られるようになった、コーク家から。この象徴的な帽子は1850 年に進歩的で裕福な、ノーフォークのホークハム出身の農家、ウィリアム・コークのアイデアをもとに、ジェームス・ロックで製作された。同社もエディンバラ公とプリンス・オブ・ウェールズ殿下によって王室御用達に認定されている。
Vivienne Westwood ♥’s の一環として、帽子のデザインのインスピレーションはヴィヴィアンの「Do It Yourself」という、服や布のリサイクルコンセプトから来ている。最初のデザインはロック&コーのオリジナルであるレノン・キャップデザインを使用し、過去のゴールドレーベルのコレクションショーで実際に使われた、ヴィヴィアン・ウエストウッドのラグジュアリーな残布を使って新たに生み出された。使える布には様々な種類があるが、数は限られているので、それぞれの布が自分だけのストーリーを物語るものとしてその稀少性を高めている。クラシックなトリルビー・ヴォヤジャー・ハットも、もう一つの型として選ばれた。これは柔らかく折りたためる素材で作られているので、旅行には最適。ピーターシャムのリボンは長めにカットされ、ロックス社の婦人帽子職人の手によって数箇所留められている状態なので、かぶった人が自分で好きな結び目やリボンを作れるようになっている。「Do It Yourself」が掲げるファッションを楽しむ方法として、帽子をかぶるたびに新しい見方を再発見することで、最後の仕上げを自分でできるようになっている。このトリルビー・ハットには、かぶる人にインスピレーションを与えるような3~5 種類の結び目のイラストを載せた小さな「結び方」メモがついてくる。この2 スタイルで展開する帽子は、ヴィヴィアン・ウエストウッドのマニフェストと環境問題キャンペーンの両方に関連するキャンペーングラフィックをプリントした、ロック&コー オリジナルのボックス付で販売される。

Pantherella Socks:
パンセレラ社は、75年以上前からイギリス中部に位置するレスターの自社工場を持ち、世界でも最高級品質を誇るソックスを作りつづけている高級ソックスメーカー。最高級糸のみを使用し、世代から世代へと受け継がれてきたハンドメイドの技術と最新式機械を組み合わせることで、品質とラグジュアリー感を強調してきた。純・英国製のパンセレラのソックスが誇る品質の高さは、”Hand Linked Toe”と呼ばれる、つま先の閉じかがり仕上げを全て手作業で行うことにある。この伝統的手法によって、滑らかで柔らかな均一した繋ぎ目となる。この特徴的なディテールへのこだわりは、同社を国際的企業へと躍進させ、パンセレラ社のソックスを最高級のものとして押し上げた。卓越したクラフトマンシップ、色、選りすぐった素材のどれをとっても、超一流レベル。このコラボレーションでヴィヴィアン・ウエストウッドは、フクシャピンク、スカーレットレッド、レモンイエロー、サフランカラー、ミッド・グレー、そしてチャコールグレーといった鮮やかなカラー・パレットのソックスをデザインした。つま先、かかと、全体部分のカラーが片足ずつ対照にカラーリングでデザインされている。これはヴィヴィアン・ウエストウッドが得意とするスタイルである、一見変わって見えるのに実はぴったり合ってしまう、不思議な効果を生み出している。足首の部分には、ヒョウの顔のORBが刺繍されています。
「デイム ヴィヴィアン・ウエストウッドは、この上ない究極の英国人デザイナーであり、彼女が”Vivienne Westwood ♥’s”プロジェクトにパンセレラ社を選んでくれたことは、何にも勝る喜びである。パンセレラ社は上質なクラフトマンシップに誇りを持っており、伝統的な製作技術と手腕の精神を讃えるコレクションにおいて取り上げられたことは、非常に名誉なことである。」-ジャスティン・ホール(パンセレラ社CEO)

Vivienne Westwood ♥’sは日本国内では、下記店舗にて、11月中旬より販売の予定です。
レディス店舗
Vivienne Westwood青山、心斎橋、名古屋
メンズ店舗
Vivienne Westwood表参道、阪急メンズ大阪店

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