アディダス　コンソーシアムシリーズから「Torsion Integral S Runner」をベースにSNEAKER FREAKERディレクションのもと制作されたモデルと、アディダス オリジナルスが提案する２パターンが21日に世界同時発売される。
色調や、素材使いによって均整をとった両社が提案する２足のレトロなランニングシューズはオリジナル以来の復刻となる。
SNEAKER FREAKERを立ち上げた「Woody」によってデザインされたモデルは、同誌ではお馴染みとなったアイスグリーンを基調に制作。本人曰く「ミントカラーは新鮮でタイムレスなうえ、どんなスタイルにも映える。今回のモデルで最初にデザインを決めたのはスニーカーの基礎ともいえるミッドソール。冬らしく細やかなホワイトの斑点をブラックのミッドソールに散らしたんだ。 ‘Torsion Bar’にはSNEAKER FREAKERのロゴカラーのレッドを差した。シンプルに見えるが最高級の素材を使用した、バランスのとれたモデルに仕上がったんだ。」とのこと。

about TORSION INTEGRAL S
1980年代初頭に誕生した「adidas」が開発したテクノロジー「TORSION（トルション）」は、現在も数多くのフットウェアに搭載されている革新的なテクノロジーの１つ。
この「タイロウェイトアーチサポートシステム」はウォーキングやランニング時に発生する足の捻れを防ぐため、「アウトソール」の「前足部」と「後足部」を繋ぐように設計された「TORSION BAR（トルションバー）」が優れた「硬直性」を発揮。足の動きを補正する事で高い「安定性」を確保してくれる。
1992年にリリースされた「Torsion Integral S」はアスリート向けにデザインされたモデル。絶妙なプロポーションと、スウェードとメッシュというクラシカルな素材使いで人気を博すも、より高機能な「EQT」や「ZX」シリーズの躍進に影をひそめた知る人ぞ知る一足。オリジナルは一年間しか生産されておらず、2色のみ展開された同モデルは世界的に希少なコレクターズアイテム。

about SNEAKER FREAKER MAGAZINE
2002年にオーストラリアはメルボルンにて「Simon ‘Woody’ Wood」が立ち上げたスニーカー専門誌。豊富な情報量と、的確なディテールやスタイルへの解説がスニーカーファンからの支持を集め、世界的に人気の雑誌となった。現在では42ヵ国で販売され、スペイン語、ドイツ語、ロシア語に翻訳されたものも出版し、世界のスニーカーカルチャーを発信し続けている。

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