イギリスを代表するファッションデザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッドは7月1日(火)の夜、ヴァージン アトランティック航空の新ユニフォームを正式に発表した。
昨年のパートナーシップ発表に続き、リチャード・ブランソンとヴィヴィアン・ウエストウッド、そしてブロンディが多くの著名人と共にお披露目のパーティに出席した。
この長きにわたるパートナーシップにおいて、ヴィヴィアン・ウエストウッドとヴァージン アトランティック航空は独創的なデザインとサスティナビリティを最優先。高度なカッティング、美しいテーラリング、そして衣服を長持ちさせ色持ちを良くするため、ペットボトルをリサイクルしたポリエステル糸やナノ加工を駆使した。
ヴィヴィアン・ウエストウッドはアイコニックな女性キャビンクルーのユニフォームとして、90年代に発表した“Bettina”ジャケットにインスパイアされたエレガントでフェミニンな赤いジャケットと、後ろにセクシーなダーツをあしらった揃いの赤いペンシルスカートをデザインした。
手描きの羽のデザインはヴァージン アトランティック航空で繰り返し使われている象徴で、地上職員のために新しく追加されたバッグにもこのウィングがデザインされている。このバッグはナイロビのEthical Fashion Initiative(エシカル・ファッション イニシアティブ)と、国連と世界貿易センターが母体となったInternational Trade Centre(国際貿易センター)のコラボレーションによって作られている。
ヴィヴィアン・ウエストウッドは、1940年代のフランスのクチュールデザインに用いられたカッティング技術を参考にし、女性用にはダブルのドレープコートをデザインし、ブランドのアイコニックな赤いクラシックなシューズ“アワ
ーグラスヒール”をアップデートした。男性クルーには、現代的なひねりをきかせた深みのあるワインレッドのウール素材を使用した、シャープなサビル・ロウスタイルのスリーピーススーツを提供する。
キャビンクルー、パイロット、空港ラウンジ「クラブハウス」、そして「ヴァージン ホリディ」のスタッフを含む7,500名以上の職員が、過去1年にわたる空港や機内での試着の結果、合計22種類となった新しいユニフォームを
受け取る。
今回のお披露目では一足先に、ブロンディとゴールディがロンドン・ショーディッチのVillage Undergroundでゲストをもてなしたが、新しいユニフォームは、9月1日より導入され、ヴァージン アトランティック航空の機内、空港で一般にお披露目される。