Christian Louboutinは、「Passage」（パサージュ）と名付けられた新作バックと小物のシリーズをローンチした。
「Passage」はパリの名高いアーケード、Galerie Véro-Dodat（ギャラリー ヴェロ ドダ）からインスパイアされている。時代を超え、モダンでクラシックなスタイルを融合した、エレガントで女性らしい構築的なハンドバッ。
カーブを描いたメタルのハンドルが、ギャラリー ヴェロ ドダの入り口の錬鉄製アーチを連想させる。
ギャラリー ヴェロ ドダは、1991年末にクリスチャン ルブタン本店がオープンした場所であり、パリでは歴史のあるアーケードとなっている。
ギャラリー ヴェロ ドダは、別名Passage Véro-Dodat（パサージュ ヴェロ ドダ）とも呼ばれており、パリの喧騒から離れ、お金持ちのパリジャンがディナーやショッピング、散歩ができる場所として1826年にオープンした。ネオクラシック建築であるギャラリー ヴェロ ドダは、1997年に修復され、貴族的な華麗さが復活した。床は白黒の格子柄のタイル貼り、天井はアーチを描いた天窓になっており、アーケードのファサードは真鍮で装飾されている。
現在、ギャラリー ヴェロ ドダはクリスチャン ルブタンの世界観を象徴する場所でもあり、ウィメンズやメンズのブティック、ハンドバッグのポップアップストア、アトリエとオフィスも構えている。その理由から、パサージュはクリスチャン ルブタンにとって特別な意味を持っている。
「人々がよく笑っています。なぜなら、この特定の通りではレッドソールのシューズを履いた美しい女性しか見かけないからです。」とクリスチャン・ルブタンは語っている。
　
クリスチャン ルブタンは、 パサージュ ヴェロ ドダをイメージした洗練されたハンドバッグをデザインした。これはパサージュヴェロ ドダへのオマージュとも言える。日本ではメッセンジャー、ミニメッセンジャーの2型で展開される。取外し可能なストラップ付きで肩から掛けたり、メッセンジャーとしても使用できる。収納部分は3つのポケットに仕切られ、中央にファスナーが付いている。メタルのハンドルにはロゴが繊細に刻まれ、ブランドのシグネチャーであるレッドソールを連想させたディテールやハンドルのエッジに施したレッドのエナメルが目を引く。
「Rougissime」は「Passage」の姉妹となるシリーズで、エレガントなクラッチバッグとウォレットで提案している。
留め金は、マグネット仕様のメタルバーとなっており、「Passage」のようにレッドのエナメルディテールが特徴。クラッチバッグの中にはレザーケースに入ったミラーが付いている。
「Passage」と「Rougissime」は、最高級の素材を使用し、靴と同じクオリティーの柔らかなカーフスキン、シボの美しいレザー、リザード、ヘアカーフなど。カラーパレットは、ブラック、ネイビー、レッド、鮮やかなパープル、パパイヤ、オレンジ、アニマルプリントなどで展開する。
　
価格は、ミニメッセンジャー￥219,000（税抜）、メッセンジャー￥275,000（税抜）となる。
クリスチャン ルブタンのブティックにて７月中旬より発売予定。
　
　
クリスチャン ルブタンについて
クリスチャン ルブタンは1992年に初の路面店をパリのジャン・ジャック ルソー通りの19番地にオープンさせた時に始まり、今ではメンズブティックを含め世界中に80以上の直営店を構えます。2012年は会社設立20周年となりこの節目を祝うべく様々なプロジェクトが行われた。
Rizzoliより20周年記念本を刊行、伝説的なパリのキャバレーのクレイジーホースとコラボレーションし、最近ではディズニーのシンデレラともコラボレーションした。
更に昨年の春にはロンドンでも名高いデザインミュージアムにて、またカナダのトロントでも回顧展を開催しクリスチャンルブタンの功績を振り返った。
Website: http://www.christianlouboutin.com
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