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伝説のライオット・ガール・バンド、スリーター・キニー。ロック界に燦然と輝くカタログをSUB POPより一挙リリース

Time誌にて「アメリカのベスト・ロック・バンド」と評された、伝説のライオット・ガール・バンド、スリーター・キニー。Rollins Stone誌にてオール・タイム・ベスト・アルバム500にも選ばれた『ディグ・ミー・アウト』等、ロック界に燦然と輝くカタログがSUB POPより全作リマスター音源でリリースされる。
 
「Sleater-Kinneyは90年代において非常に高い評価を受けたバンドのひとつであり、当時ライオット・ガール・ムーブメントが終焉を迎える中で、挑戦的で熱いパンク・サウンドをもって、過激なフェミニズムに先鞭をつけて新たに浮上してきたグループであった。また、全て女性によるこのトリオは、ポスト・ニルヴァーナ期において、行き先を失ってしまっていたオルタナティヴ・ロック・ブームの強力なリーダーにもなったのであった。」— Rolling Stone誌
 
全6タイトル共通
・発売日:10月15日(水)日本先行発売(海外:10月21日)
・スペシャル・プライス:2,000円(税抜)
・リマスター音源
  
  

<マスタリングに関して>
Sterling Soundのグレッグ・カルビ(ブルース・スプリングスティーン、ジョン・レノン、トーキング・ヘッズ等)が、オリジナルのアナログテープの状態からリマスタリングを施した。「今回のような激しいタイプの音楽だと、 実際のところかなりデリケートな作業になったよ」とカルビが語る。「分かったのは、初期作品の方のリマスターを始めた際、Burl B2コンバーターやコンプレッサーなど僕の機材やケーブルを通す事で、オリジナルのものよりもっと鳴りが良くなりディープなサウンドになったんだ。というのは、このバンドは殆ど、もしくは一度もベース・ギターを使ってなかったから、今回のリマスタリングでよりアグレッシブなサウンドになり全体的にバンドのパワー自体も増したと感じてる。今回の作業は決して派手なものではないけど、このバンドにとってはすごく重要なものだったと確信してるよ。そして各々のアルバムに対して全て同じ意図で作業をしていったね。全てにおいて彼女達の音楽は、当初からインパクト溢れるクレバーさとエモーションを以て長い間賞賛されてきてる訳だからね」。
 
 
<バイオグラフィー>
​コリン・タッカー(Corin Tucker)-Vocals, Guitar
キャリー・ブラウンスタイン(Carrie Brownstein)-Guitar, Vocals
ジャネット・ワイス(Janet Weiss)-Drums, Backing Vocals
Time誌にて「アメリカのベスト・ロック・バンド」と評された、伝説のライオット・ガール・バンド、スリーター・キニー。
アメリカ合衆国ワシントン州オリンピア出身、ベースレス3人組ロックバンド。バンド名の由来はオリンピア近郊のフリー・ウェイの出口の名称から命名された。91年、コリン・タッカー19歳の時、ビキニ・キルのオリンピアでのライヴを見て衝撃を受け音楽活動を始める。バンドはコリン・タッカー、キャリー・ブラウンスタインにより94年に活動をスタートし、ジャネット・ワイス(Drs.)が3rdアルバム『Dig Me Out』より参加している。95年セルフタイトルアルバム『Sleater-Kinney』にてデビュー。3rdアルバム『Dig Me Out』(97年)はRolling Stoneのオール・タイム・ベスト・アルバム500に選ばれるなど、インディ・ファンやメディアから絶大な支持を受け、ガールズ・バンドの象徴としてだけでなく、ポスト・ニルヴァーナ期のオルタナティヴ・シーンにおいて強力なリーダーでもあった。
2006年8月に行われたロラパルーザでのライヴを最後に活動を休止。2014年、サブ・ポップより全カタログをリマスターにてリリース。
 
 
<ディスコグラフィー>
1st 『Sleater-Kinney』(1995年) TRCI-48
2nd 『Call the Doctor』(1996年) TRCI-49
3rd『Dig Me Out』(1997年) TRCP-175
4th『The Hot Rock』(1999年) TRCP-176
5th『All Hands on the Bad One』(2000年) TRCP-177
6th『One Beat』(2002年) TRCI-50
7th『The Woods』(2005年) *今回のリイシュー・シリーズではLP(輸入盤)のみの発売。日本発売未定。

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