伝説のナイキ オール・コンディションズ・ギア(ACG)が都会を生きる現代のアスリートのためについに復活する。
NIKE ACGは、30年以上前にあらゆる環境下でも頼りになる保護性と機能性を提供するために誕生したが、2014年、今度は都会での活動的な生活のためにNikeLab ACGとして生まれ変わった。アウターウェア、シャツ、フットウェアとリュックサックを含むコレクションは、都会のあらゆる環境での動き易さと天候からの保護の必要性を満たすためにデザインされている。
ライフスタイル・イノベーションの未来を象徴するACGは、ナイキ テックフリース、ナイキ DRI-FIT ウール、ナイキ フライニットなどの先駆的素材に、ベルリンを拠点にするデザイナー、エロルソン・ヒューの、日常生活に求められるフィット、アパレル製法および機能に関する知識を融合させている。ヒューは、アパレルにスタイルとテクノロジーを融合させることに主眼を置く独立デザイン・エージェンシー、Acronym®の共同創設者。ヒューとナイキのデザイナー達は、既定の概念に疑問を投げかけながら現代の活動のためのニーズをもう一度見直すことにした。チームによる共同作業でお互いに学び合いながら、彼らは複雑な問題にエレガントなソリューションを見出して行った。
「NikeLab ACGと一緒に、私たちは誰も作ることができない何かを作ることができるのか、と考えました。」とヒューは述べます。「単に技術的に優れているだけでなく、どうしたらナイキらしさが表現できるのか?そのために、ナイキの核となるスポーツやアスリートに立ち戻りました。アスリートを都会という背景の真ん中に置くことがすべての足掛かりとなったのです。」
オール・コンディションズ・フィット
ACGコレクション向けに、ヒューとナイキデザインチームは、心身の即応能力を高め、制約を最小限にするための構造となる、「オール・コンディションズ・フィット」を開発した。
「アスリートに目を向けてみると、あらゆるスポーツに共通する姿勢があります。武道に置いては『構え』の姿勢とも言われるものですが、あらゆる動きに先んじてとられる姿勢です。」と武道ファンのヒューは述べます。「重心が落ちておらず、中立的な状態になっています。足首、ひざ、ひじが曲がっている。半分しゃがんだような中腰姿勢で、前を見ている状態です。」
さらにチームは、この姿勢を元にフィットブロックを作成した。フィットブロックとは車のシャーシに例えられる存在で、あらゆるモノ作りの基礎となる。
「NikeLab ACGの場合、典型的な手足が伸びて体が止まっているものではなく、中腰姿勢を元にしたフィットブロックを作りました。コレクションのシルエットには物理的に『構え』の姿勢が取り込まれているのです。このため、あらゆる状況であらゆる動作に取り掛かれることができるようになるので、これをオール・コンディションズ・フィットと呼んでいます。」
ジャケットやパンツがもたらす可動域や、携帯電話、ラップトップ、ノートブックを入れるためのポケットの位置等、コレクションの製品のあらゆるディテールが考え抜かれている。
「都会のアスリートのニーズに対応するシルエットを作ることが必要ですが、なにより、体の動きを決して妨げないようにすることを重視しました。」とナイキ スポーツウェアのシニアデザインディレクター、マシュー・ミルワードは述べます。「かさばるものはしっかりと収まるように、体の近くに、外から見えないように隠されています。デザインのラインに継続性があって、シンプルに見えるようにすることで、全身を常にすっきり見せられるようにしています。」
究極の地形
現代のアスリートたちにとって、都会は究極の地形を見せる場所である。地上にも地下にも、迷路のように現代的な障害物がはびこる中、歩き、自転車、階段、タクシーなど運動量の異なる移動手段にも溢れている。地形と同じようにその環境も様々だ。一般的な都会人たちは、混雑して湿度も高い地下鉄、風の強い橋、日差しが強い道、温度調整された仕事場や、込み合って暖かい社交の場まで、一日の中であらゆる環境を経験する。ACGコレクションは激しい雨風から保護すると同時に、環境の異なる場所に対応する柔軟性も持っている。レイヤリング可能なコレクションのアイテムは、環境に合わせて重ねたり、減らしたりすることができる。例えば、NikeLab ACG 2 in 1 メンズ ジャケットのアウターシェルは簡単に着脱できる。
「コレクションは、着る人が毎日都市の中でどのように活動し、過ごしているかを考慮して作られています。また、あらゆる天候環境からの保護性もデザインに盛り込まれています。」とミルワードは述べます。
形と機能の融合
実用的なコレクションを作るため、それぞれのプロダクトは、例えば自転車で強風に負けずに橋を渡れるような機能と同時に美しさも求められる。動きを重視して築かれたシルエットには、エレガンスが内在する。暗めの色のパレットと反射色のロゴを組み合わせ、コレクションは必要に応じて人ごみに紛れたり、ひときわ目立ったりする。
「全く動きを妨げないものを作りたい一方で、それが視覚的にマイナスの影響を与えるようではいけないと考えました。」とヒュー。「奇抜に見えるようではいけません。見た目に好ましく、上品で、スタイリッシュでなくてはいけないのです。ただ、機能は常に形を伴います。美しく見えるものを作るのは簡単ですが、美しく見えて良く動けるものを作ることは大変難しいのです。」
新しいコレクションは動いている体のために造られており、ミニマルですっきりと美しく仕上げられた形の中に、都会の生活のための道具を隠し持つことができるものになっています。何よりも動きと快適さが重視されている。
NikeLab ACG コレクションは NIKE.COM/NIKELAB で12月18日から、NIKE LAB DSM GNZで12月20日から販売される。(一部の商品は順次発売予定)
NikeLab ACG 2 in 1 メンズジャケット 59,400円(税込)
NikeLab ACG 2 in 1 メンズジャケットは一日中、様々な活動をこなす都会のアスリートのために入念に作り上げられている。NikeLab ACGコレクションの基本となるオール・コンディションズ・フィットの最も究極的な表現形となる。『構え』の姿勢に合わせて仕立てられたジャケットは、アスリートの身体の動きに対応できるように余裕を持った仕上がりで、着る人は動き難さをまったく感じることなく都市を駆け回ることができる。
防水性のゴアテックス ®の3層の素材を用いたNikeLab ACG 2 in 1メンズジャケットは、都会の厳しい環境にも対応する。また、さらに、内蔵のライナーはそれだけで着ることも可能となっている。ライナーとシェルは、首元の最適な位置でジッパーで連結させることで、2枚の素材をまるで1枚であるかのように着こなせる。
風よけの襟にはフードもついており、激しい風が吹く時にも形の美しさを損なわない。ジャケットのポケットは、最大の収納量、使いやすさ、悪天候時や安全性を考えた、毎日のツールとなるよう作られている。重ねて作られた胸ポケットはメディアポートでつながっており、ジャケットのライニングの下からヘッドフォンをつないで走りやすいように工夫している。財布、携帯電話や小さいノート用のスペースもあるポケットは、中に入れる貴重品の安全を考えて体の近い部分に配置すると同時に、無駄を落とした外観にしている。またジャケットには反射性のACGのグラフィックをあしらい、暗い環境でも着る人の視認性を確保している。
NikeLab ACG テック フリースメンズパンツ 21,600円(税込)
NikeLab ACGテックフリースメンズパンツはオール・コンディションズ・フィットのスポーティなシルエットを完璧な形にしたものと言える。NikeLab ACG 2 in 1 メンズジャケットと同様、NikeLab ACGテックフリースメンズパンツもスポーツの『構え』の姿勢を元に作られている。縫い目をミニマルにし、ひざの前後を曲がりやすくすることで動きの邪魔にならずに着こなせるパンツとなっている。
パンツには、軽量で体の熱を蓄え、暖かさを生み出す革新的な構造のナイキテックフリース素材を使用している。ポケットは手の位置や長さを考えて最適な位置に配置してある。右足側のポケットには2つの入り口があり、2つ目のポケットはパンツ後ろ側に伸びる深いもので、鍵などを入れても落とす心配がない。十分な収納量がありながら、ポケットがパンツ全体の形にひびかないようにデザインされている。パンツは裾細りで、動きの邪魔をせず、上品で主張し過ぎないデザインに仕上がっている。
NikeLab ACG テック フリースファンネル メンズスウェットシャツ 25,920円(税込)
NikeLab ACGテックフリースファンネル メンズスウェットシャツは、革新的なディテールを持った強い印象のレイヤリング用アイテム。ロールネックのデザインで、寒い時には顎まで包むことも出来る。首の後ろにはバンジーコードとストッパーがあり、ぴったりとフィットするように調整できる。袖は人間工学を考慮したフィットで、袖口が細くなっている。左脇下部分にはレイヤリングやガーメントの着脱を楽にするジッパーがついている。ナイキテックフリース素材は寒い時にもアスリートを快適に保つ革新的な保温構造で、究極の軽さと温かさを提供する。
NikeLab ACG ポケット メンズ Tシャツ 13,500円(税込)
NikeLab ACGポケットメンズTシャツは、着る人が前かがみになった時にも腰を包むように、後ろ身頃の裾を長めにしてある。脇と四角いポケットの周りはテープでつなぎ、スマートな印象を生み出している。Tシャツにはウールとポリエステルの混紡で暖かさ、通気性と動き易さを適えるナイキDRI-FITウール素材を使用している。他のDRI-FIT素材と同様、この素材も肌から汗を吸い上げるため、着る人は涼しく快適に感じる。背中の大胆なACGのロゴには反射素材を使用し、暗い場所でもアスリートの視認性を確保する。
NikeLab ACG フライニット トレーナー チャッカ SFB 23,760円(税込)
NikeLab ACG フライニット トレーナーチャッカSFBは長い間快適に履き続けられるように、特に快適さと耐久性を高めることに注力して作られている。以下のいくつかの特徴により耐久性が高められている。つま先とかかとには保護膜を付け、さらにアッパー全体の耐水性を高めるためにDefender Repellent Systems™のスプレーを施している。さらに、ナイキフリーを参考に大き目の凹凸をつけたアウトソールには、グリップ性を高めるためにつま先とかかとにハードラバー、前足部にはスティッキーラバーを使っている。アッパーの裏地は混毛の糸を二重編みにしたものを、外側にはフライニットを用いて暖かく柔らかな感触を生み出す。ソックライナーには通気性を高めるために通気孔を付け、かかとと前足の下にはクッション性を高めるためにフォームのパッドを入れてある。足の動きに合わせて、ナイキダイナミックフライワイヤーが伸び縮みし、足に合ったフィットを提供する。
NikeLab ACG ルナ テラアークトス 23,760円(税込)
NikeLab ACGルナテラアークトスは、2013年10月に発売されたナイキ ルナ テラアークトスブーツのアップデート版。オリジナル版と同様に、スニーカーの快適さと冬用ブーツの保温性と天候からの保護機能を併せ持っている。ブーツを軽く仕上げるために、ナイキのデザイナーはオリジナルバージョンの大事な要素でもあった内蔵ブーティを取り除いた。これにより、アスリートたちはより素早く都市を駆け回ることができるようになる。アウトソールはグリップ性を高めるためにスティッキーラバーを用いている。アッパーは撥水性を持つ新しく柔軟なDWRメッシュが使用され、甲の上部とかかとにはレザーを使用して湿った路面でも足が濡れないように守る。シューレースにも水を吸いにくい素材を使用し、ナイキダイナミックフライワイヤーは足の動きに応じて伸縮して足に合ったフィットを提供する。保温性のライニングには暖かい熱をため込む溝を付け、ブーツの中の足を毛布のように暖かく包み込む。ルナロン素材のミッドソールが軽く贅沢なクッションを提供する。
NikeLab ACG レスポンダ バックパック 32,400円(税込)
都会の日常生活に必要なアイテムは常に変化する。それらをしっかりと運べるように作られたのが耐久性に特に優れた都会向けのバックパック、NikeLab ACGレスポンダバックパック。軍隊をインスピレーションに作られたナイキSFSレスポンダバックパックを進化させたNikeLab ACGレスポンダバックパックは、革新的なナイキ クワッド・ジップ・システムを特徴としている。Xの形をした4方向に延びるジッパーシステムは使いやすく、必要な時にジッパーを開いてバッグの中にあるアイテムを、それがどの部分にあったとしても、簡単に取り出すことができる。また、バッグを開いて平たくすることもできるので、パッキングも簡単にできる。
内側のポケットには、15インチのラップトップからシューズまで、様々な大きさのものを収納できる。さらにバックパック上部のポケットはフリースで裏打ちされており、サングラスや携帯電話の表面を保護する。着脱可能なMOLLE(Modular Lightweight Load-carrying Equipment)システムのサイドポーチにも収納が可能で、バッグの下のユーティリティ・ストラップはカメラの三脚やジャケットなどのかさばる物を持ち運びやすくする。
NikeLab ACGレスポンダバックパックの本体は、コンクリートの都会で耐久性を発揮する、軽量で強靭、防水性のディメンション・ポリアント®社製素材を使用している。人間工学にもとづいたショルダーストラップは、胸のストラップと収納可能なウエストベルトと連動し、忙しい都市生活の中でも快適さを発揮する。バックパネルとショルダーストラップの裏地は、体表面への通気を促すナイキハイパーボイドメッシュを使用している。ストラップとバックパック前面の反射性のACGロゴは、暗い都市の中を駆け回るときにもアスリートの視認性を確保する。
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