国際エクスプレス業界のグローバルリーダーである DHL ジャパン株式会社は、3 月16 日から21 日まで渋谷ヒカリエとメルセデス・ベンツコネクション、そして東京各所にて開催されるメルセデス・ベンツファッション・ウィーク 東京 2015-16 A/Wのオフィシャルロジスティクスパートナーとして輸送面をサポートするとともに、世界での活躍が有望視される若手の新鋭ファッションデザイナーに贈られる「DHL デザイナーアワード」の第8 回目となる受賞者を3 月17 日に発表した。
今回で 8 回目を迎える「DHL デザイナーアワード」は、メルセデス・ベンツファッション・ウィーク東京で発表されるコレクションの中から、高い創造性や技術を備え世界を見据えた活躍が期待されるファッションデザイナーを、DHL ジャパンと一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW 推進機構)が選出する。同アワードは、副賞の総額50 万円相当の海外発送クレジットという極めて実利的なサポートを提供し、受賞デザイナーの海外事業立ち上げ・さらなる国際展開に、これまで数々の実績をあげてきた。
2015-16 A/Wの「DHL デザイナーアワード」受賞者には2014-15A/W よりファッション・ウィーク東京に参加している、KIDILL (キディル)のデザイナー、末安弘明氏が選出された。
末安氏によって2014 年に立ち上げられたKIDILL ブランドは、香港、上海、アメリカ、台湾へと取引先を広げており、今後はイギリスやフランスなどへのさらなる海外展開が期待されている。授賞式ではDHL ジャパンセールス&マーケティング本部 マーケティングコミュニケーションズマネージャーの髙田淳子より、記念の盾と総額50 万円相当の海外発送の副賞が贈られた。
当アワード受賞につき、末安氏は「大変光栄であり、KIDILL の活動を支えてくださる全ての方々に心からのお礼を申し上げます。現在、KIDILL の海外取引の割合はまだ少ないものの、アジア地域を中心に増加しています。DHL による輸送支援は、欧米やヨーロッパ地域を視野に入れたグローバル展開への大きな助けとなります。今回の受賞を機に、国際的な視野を持ち、新たな取り組みにチャレンジできるよう尽力したいと思います。」と述べている。
DHL ジャパンの代表取締役社長である山川丈人は、次のように述べている。「DHL デザイナーアワードの継続的な実施を通じて、これまで意欲や才能ある日本の若手新鋭デザイナーの海外ビジネス展開をサポートしてきたことが、日本のデザイナーズブランドの発信力や国際競争力の強化につながっているのを嬉しく思います。DHL は、グローバルロジスティクスのマーケットリーダーとして、ファッション産業のさらなる発展に尽くしていきます。」