VACANTでは、6/29に「都市とスタジアム」を開催する。
オリンピックやワールドカップといった大型スポーツイベントの招致から市民のレクリエーションに至るまで、都市にとってスタジアムは必要不可欠な施設。一方で、建設や維持にかかる膨大なコスト、景観の破壊、騒音問題など、スタジアムは社会の負担にもなり得る。理想的なスタジアムのあり方を考える「都市とスタジアム」シリーズの第4回目では、新国立競技場問題について考える。
解体が完了し、いよいよ2019年のラグビーワールドカップ、2020年のオリンピック・パラリンピックへ向けて建設が始まる段階になって、数々の問題が表面化している新国立競技場だが、今何が議論の争点になっているのだろうか。また、ひとりの市民としてどのようにこの問題と向き合うべきなのだろうか。
サッカーに造詣が深く、新国立競技場に関する記事も多く執筆されている作家・編集者の佐山一郎氏と、早くから新国立競技場の問題点を指摘し、ザハ案反対の先陣を切ってこられた建築エコノミストの森山高至氏を迎えて、東京が直面する問題について考える。
http://on.fb.me/1hpnfcq
2015.6.29 (mon)
at VACANT(東京都渋谷区神宮前3-20-13)
19:00 open / 19:30 start
入場料:¥1,000
出演:
佐山一郎(作家、編集者)
森山高至(建築エコノミスト)
司会:
山口博之(BACH)
予約:http://www.vacant.vc/d/219(VACANT)
*予約フォームは、イベントページ下部の〈RESERVE〉ボタンより立ち上がります。
スタジアムに関する質問、疑問を受け付けております。予約フォームの備考欄にご記入お願いします。
*プロフィール
佐山一郎
成蹊大学文学部文化学科卒業。作家/編集者。『スタジオ・ボイス』編集長などを経て84年よりフリー。
イベント関連著作に季刊『デザインニュース』(日本デザイン振興会)初出の浜野安宏、柳宗理、内田繁、面出薫らへのロング・インタビューを収めた『デザインと人 25 interviews』(マーブルトロン)。
主著書に『闘技場の人』(インプレスR & D)、『VANから遠く離れて 評伝石津謙介』(岩波書店)ほか。2013年よりサッカー本大賞選考委員長。
現在発売中の『フットボール批評』(カンゼン)issue 05で、猪瀬直樹前東京都知事による新国立競技場問題への苦言を引き出している。
森山高至
早稲田大理工学部建築学科卒業後、政治経済学部大学院を卒業。
理系、文系を問わない幅広い知見から、哲学から競艇まで文化のヒエラルキーを超えて活動する建築エコノミスト。
あるときは建築家として家やビルを建て、またあるときは地域産業の復興や地方の町興しに奔走し、またまたあるときはTVや新聞等のマスメディアでコメンテーター、
果たしてその実態!はマンガやアニメの超強力な応援団。そんな視点から日本の建築業とそれをとりまく社会と生活を考えています。