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ラグジュアリーブランドからモード誌のイラストも手掛ける世界的アーティスト「河原シンスケ」氏の個展「DECOdeBONAIR」にて開催


 
青山の骨董通り小原流会の地下にあるセレクトショップ「DEDOdeBONAIR」(デコデボネア)では11月28日より今年最後を締めくくる展示を行います。フランスの『フィガロ』、『ヴォーグ』のイラストや、エルメス、バカラなどの広告を手がけるほか、LOUIS VUITTON『ル マガジン』のクリエイティブ・ディレクションや、エルメスの広告など、世界をまたいで活躍するアーティスト「河原シンスケ」氏の個展を開催する。
 
 
河原シンスケ個展
-神話の花たち-
SHINSUKE KAWAHARA Solo Art Exhibition
2015年11月28日(土)〜12月28日(月)
12:00〜19:30 open
@DdB GALLERY(デコデボネア併設ギャラリー)
107-0062 東京都港区南青山5-7-17 小原流会館 B1F
TEL: 03-6427-5710 / OPEN: 12:00 – 19:30(毎週月曜、月末日曜定休)
 
 
花より団子? それとも団子より花?
風に乗ってくる微かな草花の香りで人は季節を感じる。
何処からか飛んできたのかも解らない種が芽を出して茎を伸ばし花を咲かせ、そして又種を作る。
儚いようで実は力強い生命力。
 
長い海外生活から、日本に戻ってくると、俄かにその独自の自然の様子や神話が気になって日本旅に出る事が多い。昔から存在する日本の歴史、古事記の世界。またその土地に伝わる民話や神話。
永年伝わったそんな話が僕をワクワクさせる。
 
神話の花。蒲、ガガイモ、ヒイラギ、柏、笹百合、笹、杉、檜、野葡萄、稲、麦、藤、ススキ、大豆。。。。。
例えば、杉、檜、楠は、須佐之男命髭や胸毛から生まれたという話しや、 蒲(ガマ)は、ワニ鮫に襲われ毛を剥がされた兎を大国主命がその穂で優しく撫でて傷の手当てをしてやった逸話等。
 
一方、日本の四季、二十四節気はずっと僕の題材となっている。
立春で思い浮かぶ 梅、雨水の杏。啓蟄では、春近く蠢きだす虫達と桃の花。立夏では、棚から垂れ下がり咲き誇る藤が思われる。字面だけ眺めても、ポエティックで、我々の先人は中々観察力にも優れていた事が伺える。
春分、清明、穀雨 、立夏 、小満、芒種、夏至、小暑、大暑、立秋、処暑 河原シンスケ
 
河原シンスケ
 
 
河原シンスケ (アーティスト/クリエーティブディレクター)
武蔵野美術大学卒 80年代初頭よりパリを中心にイラストレーターとしてフランスのフィガロ、エル、マリクレール、ヴォーグ等で活動を開始。プランタンデパート、エルメス、バカラ等々。
ルイヴィトン「LE MAGAZINE」ルコックスポルティフのクリエーティブディレクターもつとめる。 今では、伝説のサロンレストラン「usagi」のオーナー/デザイナーでもある。銀製品の老舗クリストフルから「usagi」というミニ彫刻発表。
アル・ゴア氏の地球を考えるチャリティプロジェクトに参加、政治家、アーティスト、セレブリティが参加するプロジェクトJenny-iconsの一人としてTシャツを発表。
ファベルジェやキャシャレルのアニメーションフィルムは、ポンピドーセンターでも上映された。 モダン・アート・ミュージアムのパレ・ド・トーキョーでの作品「ジャイアント-キモノ」や国立ダンスセンターでの「逆さシャンデリア」作品発表。
フランス南西部La Rochelle のリゾートホテル「côté ocean」の総合デザインも手掛けた。 2014年7月の札幌芸術祭で、ルイヴィトンサポートによるオフィシャルディナーのインスタレーションとディナーをプロデュース。
岡山県新庄村プロフェッショナルの仕事-第五回「世界で活躍するために、一番必要なものは何か?」講演。 12月東京、大阪で日本ヴィジュアルマーチャンダイジング協会特別講演会。 2015年1月恵比寿ギャラリーALで個展「神秘的な風景」開催。
3月銀座ファッションウイークで20mの懸垂幕始め三越のメインビジュアルを担当。 2014年よりエルメス本社と契約。「プチ-H」プロジェクトでオリジナル-リミテッドーエディションのデザイン作品を2015年4月29日から銀座エルメスで発表。
2015年8月伊勢丹2Fで個展。同8月伊勢丹4FのJAPAN MARCHEに参加。升の作品発表。9月サントリーHIBIKI招待アーティストとして、NY始め全米4箇所で展覧会。
10月京都東本願寺しょうせいいんでのエルメスpetit hに作品出品。 キュレーションジャパンのクリエーティブ・ディレクター就任。

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