2016年3月、HTMがエア マックスの誕生を祝福し、今までのコラボレーションに新しい側面を加える。今回初めて、藤原ヒロシ氏、ティンカー・ハットフィールド、マーク・パーカーがこれまでの長期にわたるコラボレーションへの関わりを表現するモデルを制作した。ここでは、ティンカーがナイキ エア マックス 90 ウルトラ スーパーフライ Tについて解説する。
新天地を切り開くことについて… 私は単に色やスタイルを決めるだけということは好きではありません。そこでエア マックスを何かして欲しいと言われた場合、それを変えることしか考えません。そこで、新しいテクノロジーを加えることにしました。私はずっとマーキュリアル スーパーフライの、特に履き口の感触が好きなので、それをエア マックス 90に取り入れました。結果デザイナーとして常に関心を持っている、機能性に手を加えることになりました。
まずアスリートの事を考えてデザインする事について…デザインに取り組むときには階層的アプローチを取ります。最初に、ある意味最も高いレベルのユーザーを考えます。高いレベルのパフォーマーにフォーカスしたほうがうまくいくからです。言い換えれば、最初に、世界クラスのアスリートやあるいは過去にいたアスリートのことを考えてデザインに取り組みます。それにより、どんなスタイルを作るべきかという概念が浮かんできます。幸運にも、このような考え方がこれまでのスタイル開発にも役立ってきました。
カラーインスピレーションについて…私の仕事は全て、私の経験に影響を受けたものです。デザインを描くときも、今まで自分が見たり、やったりしたことがそのデザインに集約されるのです。このシューズをデザインしていたときには、アメリカとフランスから着想を得ています。それぞれの国は私のキャリアに大きな影響を与えています。それがレッド、ホワイト、ブルーのカラーに表現されています。 ただし、私はこれまでのキャリアではずっと2色目に使う色や、変わった色の組み合わせなどに関心を持っていたので、このカラー使いは多少これまでの私とは異なるものとなっています。このシューズでは、原色を組み合わせているからです。このシューズは、テクノロジーをユニークな形で組み合わせた面白いシューズですが、カラーは王道を行くものになっています。
ナイキ エア マックス 90 ウルトラ スーパーフライ Tは、NIKE.COM/AIRMAXにて3月22日より、一部のナイキ スポーツウェア取扱店では3月26日(AIR MAX DAY)に発売予定。
※ナイキ原宿では、3月22日に先行抽選を予定。 詳しくはナイキ原宿ブログ(NIKEHARAJUKU.JP)にて。
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