spoken words projectは(株)KOKKAと協同しプリントテキスタイルに特化したファッションソーイングブランド「3min.」の商品を8月より販売する。
自分で服を縫うことへの新しい提案をしてゆくブランド「3min.」。「3分間クッキング」で楽しく気軽に料理を作るように服を作ろう、それが「3min.(スリーミニッツ)」。
素材となるプリント生地、オリジナルデザインの服の型紙、その作例写真などが一冊にまとまったアートブック仕様の豪華ボックスキットをメイン商品とし、生地は街の生地屋さんで測り売りするため生地、型紙はそ
れぞれ単体でも販売する。生地と型紙は、年2回新作を発表し販売される。ウェブサイトでは各商品の販売のほか縫い方などの手引き解説もされる。
布を使って物を作ることにある既成概念をくつがえし気楽に作る、ミシンさえ使わず手縫いで作るノウハウまでも網羅し、縫うことへの新感覚を提案。裁縫という言葉からは男性はそれを敬遠しがちだが、ジェンダーレスからの提案を切っ掛けに男性の参入も視野に入れる。又「3min.」はファッションブランドとしても独自性を追求し、お客様への提案をコレクションショーやプレゼンテーションなどで提案するなど「買う」服と「作る」服のあり方を再考しその融合を目指していく。
最終的には布にまつわるアイテムを、ファッションに限らず雑貨や空間まで裁縫で作っていく。
見渡せば生活空間は布製品ばかり。それらを自分で自分なりに作れたなら、ものを大切にするという心掛けが更新される。そして出来上がりのその時に「心を込める」ということが改めて実感できる。
「3min.」は年2回(8月、2月)新作を発売する。
3min. by spoken words project for KOKKA
http://www.3min.info (※webサイトは6月1日(水)にオープンいたします。)
アートディレクター 長嶋りかこ(village)
インテリアコーディネイター 小林恭 小林マナ(ima)
spoken words project
多摩美術大学染織デザイン科卒業の飛田正浩を代表とするファッションブランド。在学中より様々な表現活動を「spoken words project」として行う。卒業を機に「spoken words project」をファッションブランドに改め、1998年東京コレクションに初参加。手作業を活かした染めやプリントを施した服づくりに定評があり、最近ではアーティストのライブ衣装や舞台美術、テキスタイルデザインも手掛け、ファッションの領域を超えて活動中。
2014年には、東北芸術工科大学主宰の「山形ビエンナーレ」に招聘される。
東京造形大学非常勤講師。
http://spokenwordsproject.com
3min.
ほしい服を、手軽に簡単に。
できあがった服を買うのではなく、自分で作る。
それは、料理を買って食べるのではなく、
自分で作って食べる時のおいしさと、似ているかもしれません。
このスパイスを入れてみようかな、
この焼き方はどうだろう、
こんな盛り付けもありかもしれない。
次第に自分の中に生まれる”創意工夫”を、
3min.により感じることでしょう。