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VAINL ARCHIVEと写真家小浪次郎の9シーズンの軌跡を記録した写真集『footprints』 写真展が代官山蔦屋書店で開催


 
2017年2月8日(水)から28日(火)までの期間、代官山蔦屋書店にて、VAINL ARCHIVEが主宰する写真家・小浪次郎の写真展を開催。本展示では、ニューヨークでの最新撮りおろし写真も含む小浪次郎の作品の数々を展示するほか、2013年より9シーズンに渡って撮影したVAINL ARCHIVEとの軌跡を記録した限定の写真集『footprints』も登場する。さらに、VAINL ARCHIVEより、Fruit of the Loomに別注したスウェットシャツ、PORTERとの別注サコッシュも特別販売される。
 
写真集は、小浪次郎が撮影した VAINL ARCHIVE の2013年春夏コレクションから2017年春夏コレクションまでの、9シーズンの記録。VAINL ARCHIVE デザイナー・大北幸平と、写真家・小浪次郎という2人の作り手が共に表現してきたものの軌跡を、160ページを超える1冊に丁寧に綴込んだ。
「自分たちの残してきた足跡を追いかけるような制作工程でした」と話す大北が隅々までディレクションしたこの本は、初めて仕事をした当初から、お互いの妥協のないスタイルやクリエイションを、ごく自然に受け入れ尊重してきた表現者たちの実録的作品集。
 
2017年2月8日(水)より、代官山蔦屋書店にて先行発売。
 
 
『footprints』
164ページ
装丁:コデックス装
金額:¥8,000-(税抜)
発行部数:500
 
 
VAINL ARCHIVE(ヴァイナル アーカイヴ)
東京のセレクトショップにてデザイン、企画、ディレクションを手がけてきたデザイナー大北幸平(おおきたこうへい)が、2009年より本格始動させた日本のクロージングブランド。独特でストイックなものづくりへの姿勢は、流行という一過性のファッションではなく、アートや文化といった、より普遍的なクリエイティビティや深みを感じるプロダクトへと反映されている。PORTERとのコラボレーションやアーティストとの共同プロジェクトなども続け、独自の世界観を築くVAINL ARCHIVEは、2013年よりコレクションのイメージヴィジュアルを、写真家・小浪次郎とともに制作している。
  
小浪 次郎 (こなみ じろう)
1986年生まれ。写真家。活動初期より8年間、自身の父親を撮影し続け、絶妙な親子の距離感を記録した作品で2009年に富士フォトサロン新人賞を獲得するなど高い評価を得る。これまでに『父をみる』、『personal memory』、『PARADISE TOKYO』、『GIMATAI』などの写真集を刊行。数々のファッションブランドや雑誌、カタログ、広告、アーティスト写真などを手がける。2016年より活動拠点をニューヨークに移す。『The New York Times』、『Interview Magazine』などで作品を発表。2013年よりVAINL ARCHIVEのコレクションルックブックを撮影し続けている。

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