ナイキとマーティン・ローズによる初のコラボレーションコレクションが登場する。
「ファッションには全く興味がありませんでした。しかし、“人が衣服とどのように関わっているのか”については、とても興味がありました。」と、ロンドンを拠点に活躍するメンズ ウェア デザイナーのマーティン・ローズは語っている。
今回、ナイキとマーティン・ローズは、初めてのコラボレーションとして、トラック スーツ、フットボール ジャージ、新たにデザインされたナイキ エア モナークで構成されるカプセルコレクションをデザインした。このコレクションにはローズの強い興味が表現されている。今回のコレクションは、ローズの他のデザインと同様に、歪んだプロポーションを駆使し、平凡に見えるものの中に非凡な要素を見出し、「本当に優れたもの」に作り変える、という彼女のデザインの世界観を体現している。ほとんどの場合、こうした変化は、ものがどのようにフィットするかを色々と試している中で生まれる。それは常に、ルールを破り、相反する条件を組み合わせることから始まる。
「作品を作り始めた頃は、発表する場が限られていて、あまりルールもなく、別の形で作品を見せる方法を考えなくてはいけませんでした。」とローズは語っている。彼女のブランドは、今や地元ロンドンのマーケットやロッククライミングジムでショーを行うようになったが、ナイキとのコラボレーションについては、自分の原点に立ち帰り、いわゆる話題作りの場からはかけ離れたオンラインサイトの「クレイグスリスト」でコレクションを発表した。
NIKE x MARTINE ROSE コレクションは 1 月 12 日から NIKE.COM/NIKELAB、NIKE SNKRS、NIKELAB MA5、DSM GINZA で発売予定となっている。