Neil Barrett 2012 A/Wは身っどセンチュリーのオートクチュールを新タイプのスポーツウェアーに解釈。コレクション全体を通じそれぞれのルックは強さとはかなさ、構築的で流動性に富むという要素をあわせもっている。

キャバンコートはパーカーの魅力的な機能性と融け合い構築的な美しさと共にシックに生まれ変わる。フェミニンとマスキュリンの融合。短いボンバーの背中はサックドレスのディテールがあしらわれ、ダッフルコートにはオペラコートのようなヴォリュームを出すカッティングが施されている。コクーニングウールとカシミアのオーバーコートは、シルククレープのスポーティーなパンツ、ファーやシェアリングが用いられたスウェットシャツと組み合わせることによりコントラストをきかせている。

Photo:Ayako Masunaga