Fashion Show

Viktor & Rolf

会場には満月があり 屈折したランウェイは月光の下の散歩道を表現。ベルトコンベアで流れてくるモデルはまるで彫刻のよう。
今季の”VICTORIAN”1900年代初期の女性像をVIKTOR & ROLF流に解釈。ラッフル使いや高い襟、装飾ボタンなどがモチーフとして使われている。

ランウェイに登場したのはフォックスファーの部分使いが特徴。バリカンで剃られたファーはグラフィカルな印象を与える。プジャカードにシルバープリントを施したもの。アストラカンプリントやビーズ、フリンジも総てファーをイメージしクリエイトされている。

また今シーズンの特徴として多いフォルムはドルマンスリーブ。シンプルなものからスリーブインスリーブでマントのようなルック、極端に長い袖等。パンツはハイウエストでヴォリュームのあるシルエット。ベルトコンベアではそれを表現しモデルはパンツを持つことにより、よりシルエットを強調。
たおやかな女性、そして大人の夜の女性。

バッグやシューズ、ベルトなどのアクセサリーはレザーにコーティングを施したべっこうのシリーズが多く、シャイニーなマテリアルも多く用いられている。

Photo:Ayako Masunaga

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