ブランド名の YOKE/ヨーク は、「 繋ぐ 」「絆」「洋服の切り替え布」などの意味。 “つなぐ” をコンセプトに2018AWにブランドをスタート。
「 モノがヒトをつなぎ、ヒトがヒトをつなぎ、ヒトがモノをつなぐ 」
1着の服が出来上がる工程に、原料→糸→生地→裁断→縫製→仕上げと製品になるまでに 何人も何十人もの人が関わり、
その仕事がつながって洋服は出来上がっている。 そのことを強く意識し、デザインから生産まで自身の目の届く範囲での物作りを心掛けている。
また、ブランドのアイテムがいろんな人たちにつながっていって欲しいという思いを込めている。
素材やパターンにこだわり、スタンダードなアイテムにコンテンポラリーなエッセンスを加えた ユニセックスで着こなせる洗練されたアイテムを提案している。
　
今シーズンのテーマは“ Tricot ”
編地をテーマてに、布帛であるものをニットで表現することを意識し、 ニットの可能性を広げるためのコレクション。
ベルト以外全てのアイテムが編み組織で構成されている。ハンド、3GG、7GG、12GGとローゲージからミドルゲージまでで様々なゲージで作成。ラムウールとアンゴラウールの混紡糸を使用し、ダブルジャガード編みでオリジナルの ガンクラブチェック柄を作成。
強縮絨を掛けて膨らみを持たし、メルトンのような肉厚な編み地や、 シープボアを表現するために、プレーティングという方法で 2 種類の糸を使用し、 表面には、アルパカウールモヘアのブークレーヤーンを使用しボアの表情を出し、裏面に ハリと高密感を持たせるためウールナイロンの糸を使用して、限界まで度詰めに編んだ編み地に強縮絨をかけて、布帛のボアにはない柔らかさを持ったボアを作成するなどニットではあまりやらない布帛へのチャレンジをしている。
YOKE のコンセプトでもある『つなぐ』をデザインに落とし込み、 肩~袖と脇に本体と同じ糸で作ったニットの総針テープで、身頃 / 袖などパーツ同士を つなぐデザインも意識している。